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●●●FILMOGRAPHY●●● 映画化作品
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●映画化作品一覧●
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衣笠貞之助監督・井上正夫主演 サイレント
川端康成、横光利一、片岡鉄平、岸田国士ら「新感覚派映画聯盟」初作品。
1926年の優秀映画に指定され、全関西映画聯盟から賞メダルを受賞。
撮影時のエピソードを題材とした作品として『掌の小説』群「笑わぬ男」がある。
「狂った一頁撮影日記」〔『週刊朝日』大15・5・30〕にもエピソードがみえる。
高見定衛監督・前田孤泉脚本
小宮一晃・徳川良子・葉山三千子
五所平之助監督・田中絹代主演
勝浦仙太郎監督・若水絹子主演
■「乙女ごころ三人姉妹」昭和10年(1935)
原作「浅草の姉妹」
成瀬巳喜男脚色監督・堤真佐子・細川ちか子ら主演
梅園龍子をはじめて出演させた。
佐々木康監督・柳井隆雄脚色・本郷秀雄主演
原作「有難う」
清水宏監督・脚色
上原謙・桑野通子・築地まゆみ・和田登志子
松竹シネマのトーキー映画 76分
参考 川端康成「『有難う』の映画化」〔『文芸通信』昭11・3〕
参考2 板垣信氏「川端康成―『有難う』と映画『有りがたうさん』―」〔『昭和文学研究』平元・2〕
参考3 原善氏「映像―川端康成と映画―」〔『新評・近代日本文学の構造8』国書刊行会・平3・4〕
沼波功雄監督
高山広子・草島競子・新田実
成瀬巳喜男監督・新藤兼人脚色
山村聡・高峰美枝子他主演
■「めし」昭和26年(1951)
★林芙美子原作で、川端康成が監修をしています
成瀬巳喜男監督・井出俊郎・田中澄江脚色
上原謙・原節子・島崎雪子・杉村春子
久松静児監督・成沢昌茂脚色
京マチ子・乙羽信子・根上淳
吉村公三郎監督・新藤兼人脚色
木暮実千代・乙羽信子・木村三津子・杉村春子
成瀬巳喜男監督・水木洋子脚色
山村聡・原節子・上原謙
島耕二監督脚色
山本富士子・森雅之・霧立のぼる
野村芳太郎監督・伏見晃脚色
美空ひばり・石浜郎・由美あづさ
久松静児監督・八田尚之脚色
岸恵子・上原謙・志村喬・三宅邦子
衣笠貞之助監督
根上淳・有馬稲子・山本富士子
島耕二監督・八住利雄脚色
西河克巳監督・田中澄江脚色
月丘夢路・左幸子・芦川いづみ
豊田四郎監督・八住利雄脚色
池部良・岸恵子主演
川島雄三監督・田中澄江脚色
森雅之・原節子・久我美子・香川京子
西河克巳監督・矢代静一・山内亮一脚色
大坂志郎・山根寿子・北原三枝・芦川いづみ・清水まゆみ
川頭義郎監督・田中澄江脚色
鰐淵晴子・津川雅彦・城山順子
中村登監督・権藤利英脚本
岩下志麻・長門裕之
西河克巳監督・三木克巳脚色
吉永小百合・高橋英樹・大坂志郎
篠田正浩監督
山村聡・渡辺美佐子・加賀まり子・八千草薫
★康成談「映画ハ篠田監督と加賀まり子でこんな娘を書いたのかと私がびつくりするもの出来ました」(『川端康成 三島由紀夫 往復書簡』新潮社 昭和40年3月1日付より)
大庭秀雄監督
岩下志麻・木村功・加賀まりこ
原作「みづうみ」
吉田喜重監督・石堂淑朗脚色
岡田茉莉子・芦田伸介・露口茂
恩地日出夫監督・井出俊郎脚色
内藤洋子・乙羽信子・酒井和歌子
吉村公三郎監督・新藤兼人脚色
田村高廣・山岡久乃・香山美子
中村登監督・広瀬襄脚本
岩下志麻・中山仁・石坂浩二・久我美子
★康成様特別出演されているそうです
増村保造監督・新藤兼人脚本
平幹二郎・若尾文子・梓英子・京マチ子
西河克己監督・若杉光夫脚本
山口百恵・三浦友和・中山仁・佐藤友美
市川崑監督・日高真也・市川崑脚本
山口百恵・寛川延若・岸恵子・三浦友和
ジョイ・フルーリー監督・脚本 ピエール・グリエ共同脚本
シャルロット・ランプリング ミリアム・ルーセル アンジェイ・ズラウスキー
■「オディ―ルの夏」平成6年(1994)フランス
原案「眠れる美女」
クロード・ミレール監督・脚本
ジャン・ピエール・マリエル リシャール・ボーランジェ エマニュエル・センエ
横山博人監督・石堂淑朗脚色
原田芳雄・大西結花・吉行和子・鰐淵晴子・長門裕之・松尾貴史
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●テレビ放映作品●
キャスト:松本克平・三戸部スエ
キャスト:轟夕起子・由美あづさ・姫ゆり子
キャスト:斉藤達雄・月丘夢路・北原三枝・岡田英次
■「伊豆の踊り子」(NHK・連続テレビ小説)昭和36年(1961年)
原作『伊豆の踊子』
キャスト:山本勝・小林千登勢・梅野公子・鈴木瑞穂
キャスト:永井柳太郎・野口ふみえ・中村美代子・平松淑美・伊藤弘子
キャスト:月丘夢路・下元勉・川口知子・岩崎加根子・露口茂・楠田薫
■「女の塚」(TBS・東芝日曜劇場)昭和36年(1961年)
原作『お信地蔵』
キャスト:岸田今日子・加藤治子・内田稔・木村俊恵・松居茂美
キャスト:木暮実千代・磯村みどり・北沢彪・牧紀子・柳川慶子
キャスト:山村聡・水戸光子・天田俊明・桜町弘子・角梨枝子・殿山泰司
キャスト:小林千登勢・中村雁次郎・萬代峰子・津川雅彦・清水元・渡辺文雄・花ノ本寿・有田紀子・浦辺粂子
■「たまゆら」(NHK・連続テレビ小説)昭和40年(1965年)
キャスト:笠智衆・加藤道子・佐竹明夫・扇千景・直木晶子・亀井光代・勝呂誉・武内亨・川端康成・坂本和子(語り)
キャスト:長内美那子・吉田輝雄・小坂一也・宇佐美淳也
キャスト:三橋達也・小山明子・島かおり・佐々木愛
■「夫唱婦和」(RKB・東芝日曜劇場)昭和45年(1970年)
キャスト:池内淳子・田村高広・香山美子・浜畑賢吉
■「女であること」(NHK・銀河テレビ小説)昭和47年(1972年)
キャスト:山内明・大谷直子・ジュディオング・八千草薫
キャスト:大谷直子・山口崇・三浦真弓・原田大二郎
■「伊豆の踊り子」(KTV・川端康成シリーズ)昭和48年(1973年)
原作『伊豆の踊子』
キャスト:栗田ひろみ・小林芳宏・ジェリー藤尾・奈良岡朋子
キャスト:岡田茉莉子・梓英子・山内明・河村有紀・遠藤太津朗
キャスト:岡江久美子・志垣太郎・河原崎建三・松下達夫・露原千草・長内美那子
■「雪国 純白の雪と湯煙りに燃える恋」(YTV)昭和55年(1980年)
キャスト:松坂慶子・片岡孝夫・真行寺君枝・一の宮あつ子・堀内正美・吉田日出子・西川ひかる・左時枝・桜井センリ・内田朝雄・森繁久弥(語り)
■「愛の陽炎」(MBS)昭和56年(1981年)
原作『山の音』
キャスト:新藤恵美・仲谷昇・風見章子・中島久之
■「伊豆の踊子」(NTV・青春アニメ全集)昭和61年(1986年)
☆アニメ作品です
■「古都」(KTV・開局30周年スペシャル)昭和63年(1988年)
キャスト:沢口靖子・村上弘明・堤大二郎
キャスト:古手川祐子・鹿賀丈史
キャスト:小田茜・萩原聖人・後藤久美子・布施博
キャスト:木村拓哉・早勢美里・加賀まりこ・柳沢慎吾・飯塚雅弓
キャスト:中江有里・橋爪功・岩本多代・杉本哲太・大沢健・橋本潤・西山辰夫・奥村公延・穂積隆信・石田章・絵沢萌子・扇田喜久一・三浦徳子・神谷けいこ
キャスト:大高洋夫・井出薫・宝生舞・角口明美・星野衣厘
キャスト:井出薫・緒川たまき・五十嵐五十鈴
■「最後の家族旅行 FamilyAffair 川端康成原作「母の初恋」より」(TBS)平成8年(1996年)
原作:『母の初恋』 原案:松原敏春
キャスト:緒形拳・石田ゆり子・高橋恵子・稲垣吾郎・安藤政信・橋爪功・高橋理恵子
■「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ1st story「伊豆の踊子」(TBS)平成14年(2002年)
キャスト:後藤真希・小橋賢児・石黒賢・片平なぎさ・保田圭・辻希美・国分佐智子・渡辺いっけい・大杉漣・銀粉蝶・北川智絵・ト字たかお・鈴木修平・三木茂・西川りな・石原有菜
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●参考雑誌●
川端康成「『狂った一頁』撮影日記」(「週刊朝日」大正15・5.30)
片岡鉄兵「『狂った一頁』に就いて」(「映画・演劇」大正15・7)
無署名「無タイトル」(「映画時代」大正15・9)
宮森菊二郎「『狂った一頁』の地位的価値」(「映画往来」大正15・12)
川端康成「『有難う』の映画化」(「文芸通信」昭和11・3)
伊藤整「文学と映画のあいだ―谷崎・川端・石原三氏の作品について」〔「日本文学」立教大学日本文学会・昭35・6〕
選・飯島正「日本映画名作100選解題」(「国文学 解釈と教材の研究」昭52・6)
衣笠貞之助「『狂った一頁』の実験」(『わが映画の青春』中公新書 昭和52・12)
小瀧光郎「文芸映画『伊豆の踊子』紀行」(「潮」291 昭和58・7)
川本三郎「川端康成の映画ー『狂った一頁』をめぐってー」(「国文学」昭和62・12)
板垣信「川端康成−『有難う』と映画『有りがたうさん』(「昭和文学研究」18 平成1・2)
野末明「川端康成と映画−新資料 三編紹介」〔「解釈学」平成5・6]
十重田裕一「『映画往来』の諸相ー文学関連記事をめぐってー」(「昭和文学研究」平成6・7)
十重田裕一「『浅草紅団』の映画性−1930年前後の言説空間」(「日本文学」43(11)平成6・11)
●一般図書●
小林一郎「『狂った一頁』論」(『川端康成研究叢書3』教育出版センター 昭和52年)
小林一郎「「狂った一頁」―「映画的手法」と「文字」との関係―」(『川端康成研究―東洋的な世界―』明治書院 昭和57年)
原善『映像―川端康成と映画―新評近代日本文学の構造8』国書刊行会 平成3・4
西河克巳『「伊豆の踊子」物語』フィルムアート社 平成6年7月
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■「笑はぬ男」 初出:不詳 ここで読める!:37巻本『全集』1巻 『掌の小説』(昭和46年 新潮文庫)
★「狂った一頁」撮影時のエピソードがそのまま作品となっている。康成自身「これだけ事実を取り入れた掌の小説はこのほかにはないやうだ」(「独影自命」と述懐しています。
■「五月の幻」 初出:「近代風景」大正15年年12月 ここで読める!:37巻本『全集』2巻
■「婚礼と葬礼」 初出:「新小説」大正15年7月 ここで読める!:37巻本『全集』21巻
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●康成様上演作品●
■「千羽鶴」昭和27年(1952)
久保田万太郎脚色
花柳章太郎他主演 歌舞伎座
■「船遊女」昭和29年(1954)
西川流名古屋をどり舞踊劇台本書き下ろし作品
西川鯉三郎振付 名古屋御園座その他各地で上演
また昭和32年には、多少の改訂を加えられ宝塚歌劇団により上演される。
参考:『私の舞踊史』上巻 村松道弥著 音楽新聞社 昭和60年3月
■「古里の音」昭和30年(1955)
舞踊劇書き下ろし
作曲:清元栄寿郎 作舞:西川鯉三郎
西川流鯉風会 新橋演舞場その他で上演
★西川流「鯉風会」:顧問;聴松大倉喜七郎 梅園龍子氏も出演していた。
■「古都」昭和37年(1962)
川口松太郎脚色・松浦竹夫演出
劇団新派 明治座
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