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■奈良美智■ |
大好きな、奈良さんのこと。奈良さんへのラブレター、くらいの勢いで。
■その20.「From the Depth of My Drawer」行ってきました!■ |
という訳で、原美術館。超大型台風が関東直撃してる真っ最中に行ってしまいました。本当、笑っちゃうくらい雨降ってて、もしかしたら閉館してるかもだなぁとか思いつつ、でももう会期ぎりぎりで後がなくて、行くだけ行って入れなかったらそれでいいやーって感じで、行ったら、お客さん普通にたくさんいてちょっとびっくりした。無謀な大人は私だけじゃなかった(笑)。それでそれで!中に入ってすぐに、「Hula Hula Garden」があるのが見えて、どういう作品があるのか予備知識ない状態で行ったので、思いがけずって感じで、めっちゃテンションあがりました。ライブで、もうやらないんだろうなーっていうくらいの初期の曲を1曲目からやってくれたような、なんかそのまんまだけど(笑)、でも本当そんな気分でした。「深い深いみずたまり」で見て、ふわぁーって思って、でも絵と違ってこういう作品はもう実際には見れないんだろうなって思い込んでたので、本当思いがけずめちゃめちゃ嬉しかった。なんか「抜け感」っていうか、乾いてて明るいのに悲しくて孤独で他人を寄せ付けないのに不快じゃなくて気持ちいい感じがして、本当すごいなって思う。なんか、天国なんだけど悲しいっていうか、天国の中の悲しんで良い場所っていうか。多分天国って、私あんまりリアルな想像つかないんだけど、よく言われてるように、神様がいて天使がいてお花が咲いてて悪い人がいなくてっていう、もう完璧の幸せ世界だから、逆にもう悲しんだりできなくて辛そうって、思えて、だから、神様や天使に気兼ねなく、喫煙所みたいな感じで(変な例えだけど、でもそれくらい実用っていう意味で)、思いっきり泣いて悲しんで良い場所っていうか。でも天国にいるなら悲しくなったりしないのかもしれないけどね。でもよくわかんないー。悲しいってなんなんだろうね。今も、天国にいるみたいだとも思う。うまく書けなかったけど!(書こうと努力したんだけどうまく書けなかったんです・・・)今がすごく幸せだって意味じゃなくて。不幸だってわけでもないんですけどね。って、なんか感想一人歩きしちゃってる感じ、でしょ?なんて、奈良さんに問いかけてみたりした(笑)。そんなつもりじゃないんだけどなって感じ???しかし!私には、そう思えましたってことで、あしからず〜(←無責任!)あと「Fountain of Life」がすごかった。なんか、普通に部屋に帰ってきて、ドアあけたらあの子たちがいて、え?と思ってドア閉めてもう一回あけたら普通の部屋に戻ってる、みたいな、なんか異次元空間みたいな感じすらした。横浜の個展の時は気がつかなかったけど、水が流れる音が聞こえてて(でももしかしたら雨の音だったかもしれないです。とにかく水の流れる音がしてて)、本当キレイで、ちょっと本当涙が出ました。本当ずーっと見ていたかった。それであの作品が普通の部屋の中にあるのがまた不思議な感じでよかった。まだ2作品しか触れてないのにこんな長くなってしまったぞ。まぁいっか。えへへ。あと、とにかく「深い深いみずたまり」で見てきた作品が目の前にあるっていうのが、すごい、おおっ!って感じだった。そうだ、「From the Depth of MyDrawer」っていう意味もわからないまま行ってしまったのですが、帰ってきて意味を知ってなるほどーと思いました。「Jailhouse Kamikaze」があんなに大きいと思わなかったし、あと、なんか変な言い方というか、失礼かもですが、まだ未完成というか、なんか、ドレッシングをよく振らないでドバッと出しちゃったみたいな、素材があんま混ざってなくて、それぞれの原型が見える感じっていうか、そういうドローイング(ってどんなだ??って話ですよねぇ・・・)が新鮮でした。あとは「MyDrawingRoom」が再び!なんか大きさが、団地育ちの私にはちょうどよい広さで、端っこだし、なんかすごい普通に住みたかった。あと、窓があるんですけど、なんか、部屋自体が作品なのに、窓からは、当たり前なんだけど普通の日常の世界が見えるのが、ちょっと不思議な気がしました。入っちゃいけないロープがあって、作品があって、その奥に普通に窓があって、普通の世界が広がってるのが、なんか、失礼な言い方かもだけど、その窓の外にある普通の日常の世界にいる人の大多数の人は、多分、その窓の奥に奈良さんの作品があること知らないで、普通に過ごしてるのが、その作品である部屋は奈良さんの日常でもあるわけで、なんか上手く書けないんですけど、不思議な感じがしました。大多数の人は知らないけど私は知ってるんだぜ、へへへーんって感じ(?)の、知ってる優越感を感じるとかじゃ全然なくて。作品の境界っていうか。なんか本当うまく書けないんですけど。っていうか長っ!!!ずっと一人でいると普通に独り言を言い始めてテンション上がっちゃうみたいな感じかも(笑)。そういえば、さっき、原美術館のHPを見て知ったんですけど、ウォンバット君たち(君たち、でいいのかな。うちのパソコン、音声も映像も途切れ途切れでしか見れないんで聞き取れなかった)がいたのですねー。にゃー。気がつかなかったー。前に、HappyHourで、ウォンバット君たちが、並んで絵を見てる画像があって、すごいテンション上がるくらい好きだったんですよ。なんかあのうつむき加減感と両手足揃ってる感が、慎ましくて可愛らしくて大好きで。あと貯金箱のPuppyちゃんたちが「ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん」を見上げてる画像もあって、それもすごい好きだった。夜中にふとウォンバット君たちに見つめられてたりとかしたら、思わず笑ってしまいそうだ。なんか、話がまとまらなくなっちゃったな。とにかく面白かったです。って身も蓋もないけど(笑)。でも本当面白かったです。台風だし早めに帰らないとだなぁって思ってたけど時を忘れてしまうほどでした。おかげで(ってことはないですが)帰りちょっと大変でしたよ。くるぶしくらいまで水がたまってて、ジャブジャブ歩いて帰りました。でも見れてよかったー。以上でーす。長いなー。 |