北横岳 ( 北横岳:2,480m (北峰)、三角点のある南峰は 2,472.0m ) 2016.12.21 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 7】

喘ぎつつ樹林帯を抜け出すと、展望が一気に広がる。
北横岳南峰はすぐそこであるにも拘わらず、 ついつい立ち止まって周囲の写真を撮ってしまう。
前回はこの樹林帯を抜け出た所で強風の出迎えを受けたのだったが、本日は風も弱く全く問題ない。

眼下には辿ってきた坪庭の広がりが見え、その後方に縞枯山、そしてさらに後方に 南八ヶ岳の山々が並んでいる。
今朝ほどよく見えた東・西の 天狗岳は、今や後方の 硫黄岳に抱かれるようにしてその存在が消えかけている。
また、硫黄岳の右奥には 横岳が見え、 さらに右に 赤岳が続き、赤岳の右には中岳、 阿弥陀岳権現岳、ギボシ、 編笠山西岳が続いている。

また、縞枯山の左後方には 金峰山が見え、 そこから左に鉄山、朝日岳、国師ヶ岳が続く。
国師ヶ岳から一旦下った稜線は、東梓、富士見などの高みを経て 甲武信ヶ岳、 三宝山へと続いている。
甲武信ヶ岳の右後方に見える大きな山は木賊山と思われる。
また、三宝山の手前には 天狗山、男山も確認できる。

三宝山の左手に名前の分からない山が暫く続いた後、 御座山が見えているが、 無論 尾根続きではない。そして御座山の左後方には 両神山が見えており、 さらに左、北東の方向には 荒船山が見えている。

こちらはその 甲武信ヶ岳方面。

写真 右後方の稜線は 金峰山から続くもので、 その稜線は徐々に高くなった後、一旦左に下っているが、その下り直前のピークが三宝山である。
甲武信ヶ岳はその三宝山の右に見える小さな突起で、そのさらに右に木賊山が見えている。

三宝山から左に下った稜線が再び上り始める所の手前側に見えているのが 天狗山で、その右が男山。

また、写真左のピークは 御座山

八ヶ岳の方に目を戻せば、 西岳の右後方に 鳳凰三山が見え、 その右には 高嶺北岳間ノ岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳が続いている。

さらに右に白岩岳、 入笠山などが続いた後、 その後方に中央アルプスが現れる (写真)
安平路山越百山、仙涯嶺、南駒ヶ岳空木岳も確認でき、 さらに東川岳、熊沢岳、檜尾岳、濁沢大峰と続いた後、 伊那前岳、中岳、 木曽駒ヶ岳、 茶臼山などの山々が続く。

木曽駒ヶ岳、茶臼山の右には、 少し間を空けて大棚入山、経ヶ岳が続き、さらに 御嶽乗鞍岳が続いている。

暫し、景色を堪能した後、少し登って 北横岳南峰に登り着く。
時刻は 11時33分。
なお、この南峰には三角点が置かれている。

ここからは 蓼科山が目の前に大きい。
そして、その 蓼科山の左右後方には北アルプスの山々がズラリと並ぶ。

西の方角に 乗鞍岳が見え、 乗鞍岳の右には 十石山、 そして少し間を空けて 霞沢岳が続き、さらに 西穂高岳前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳穂高連峰が続く。

写真 左端の山が十石山で、写真中央の白き山が霞沢岳。
写真右端の山は涸沢岳で、その左に 奥穂高岳、前穂高岳が重なるように見え、 さらに左、下り斜面の途中に西穂高岳が見えている。

また、穂高連峰の手前に見えている大きな山容の山は 鉢伏山で、写真左端手前には 霧ヶ峰車山も見えている。



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