北横岳 ( 北横岳:2,480m (北峰)、三角点のある南峰は 2,472.0m ) 2016.12.21 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 5】

右手を見れば縞枯山が大きい。
できれば久々にその山頂を踏みたいところであるが、バスの時間の制約がある身にとっては少々厳しい。

尤も、2014年に登った時には 15時5分が茅野駅行きの最終バスであったのだが、 今回は何と 16時45分のバスがあるので、縞枯山に登ることは可能かもしれない。

どのようにコース取りをしようかと考えていると、肝心の 八ヶ岳の地図を 忘れてきてしまったことに気がついてハッとする。
ザックに入れなければと思いつつも、すっかり忘れてしまったのである。

こうなると途端に気力が失せる。
そして、16時45分のバスでは茅野駅到着が 17時40分とかなり遅くなることから、それも嫌だなと思い始める。

ということで、縞枯山に登ることはアッサリと諦めたのだったが、 そうなると一本前のバスは 14時45分である。
これは前回よりも条件が厳しくなる訳であるが、前回 山頂駅まで 2時間を要したところを、今回は 1時間38分で登ってきたということで、 時間的にはほぼ同じ条件ということになる。

しかしそれにしても、地図を忘れたのは大失態、登山者にあるまじきことである。 大いに反省。

気を取り直して、先へと進む。
前方には雪化粧された丘が見えているが、そこには第一休憩所があり、まずはその丘へと登らねばならない。

しっかりと踏まれた雪の道を進む。
丘の上部に立つべく短い急坂を登るが、雪は凍っていないため、歯の食い込みが浅いチェーンスパイクでは効果があまり発揮できない。

丘の上に登り着き、第一休憩所には 10時44分に到着。

ここからは山頂駅、そしてその後方の中央アルプスがよく見える。
無論、その左には南アルプス、右には 御嶽も見えている。

第二休憩所を 10時48分に通過、ほぼ平らな道を進む。

この辺は坪庭と呼ばれる広い溶岩台地であるが、 さすがにこの高さになれば雪の量はグッと増えており、溶岩はあまり露出していない。

なお、本日は快晴であるため道は明瞭だが、この辺は地吹雪も起こりやすいため、 視界が利かない時のために道の横には赤テープを巻いた長い竹が何本も立っている。

縞枯山・雨池峠との分岐には 10時49分に到着 (写真)
北横岳に登るにはここを左に曲がる。

ほぼ平らであった道は、その標識の少し先から下りに入る。

グッと下って 北横岳の足下に近づき、 木橋を渡った所から登りが始まる。

明るい斜面を横切る道が暫く続く。
傾斜は増してくるものの、雪の道は良く踏まれており、アイゼン類はなくても登ることが可能なレベルである。



北横 1、  北横 2、   北横 3、  北横 4、   北横 5、  北横 6、   北横 7、  北横 8、   北横 9、  北横 10、   北横 11  もご覧下さい。



百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る