素晴らしい光景を写真に収めた後、１１時３７分に北峰へと向かう。

前回はこの南峰と北峰とを繋ぐ雪の回廊にスノーモンスターがズラリと並んでいたのだが、 本日はシラビソの木が剥き出しである。

北峰には １１時４０分に到着。

先程 南峰から見た時には、 蓼科山右側後方の北アルプスは 爺ヶ岳から始まっていたが、 ここから見ると爺ヶ岳の左に 剱岳が加わっている。

写真、蓼科山の右斜面後方の山が 剱岳。
その右に爺ヶ岳 （写真 中央）、 鹿島槍ヶ岳、 五竜岳が続いている。

また、南峰ではこの北峰に遮られていた 四阿山より右側の山々も見えるようになる。

写真では、左から根子岳、四阿山、御飯岳と続き、 その後少し間を空けて白き山々が見えるが、横手山、 裏岩菅山、 草津白根山のようである。

また、四阿山の右斜面手前に見えているドーム型の山は湯ノ丸山で、 少し間を空けた右手に西篭ノ登山、篭ノ登山、水ノ登山が続いている （草津白根山の手前）。

さらに右には 浅間山がよく見える。

写真中央が 浅間山で、浅間山の左手前に 前掛山が見えている。
前掛山の左手前下方には剣ヶ峰、牙山 （ぎっぱやま） が見え、前掛山の左には 浅間山の第一外輪山である 黒斑山、蛇骨岳などが見えている。

そして、浅間山の右後方には真白き越後の山々が見えているが、 白さが目立つ故に同定がなかなか難しい。

こちらは越後の山から尾瀬の山にかけて。

写真 左の山が 平ヶ岳で、 写真 中央の山が 至仏山。
そしてその右に 燧ヶ岳と 武尊山が重なるように見えている。

平ヶ岳の手前に見えているのは浅間隠山と思われる。

こちらは上記写真のさらに右に見えている日光の山々。
やや薄ボンヤリであるが、目を凝らせば山々を同定することができる。

写真 左から １/４程の所に見えている白きドーム型の山が 奥白根山で、 その左には 錫ヶ岳が続く。
奥白根山の右には 太郎山が見え （写真 中央左）、さらに右に 女峰山、 男体山が続く。
写真では分かりにくいが、女峰山の手前には 皇海山も確認でき、 男体山の右手前には 赤城山も見えている。

また、奥白根山の手前には掃部ヶ岳など榛名の山々が見えている。