4月4日の
飯縄山に続き、
2週間空けた 4月19日の日曜日、黒斑山に登ってきた。
この黒斑山は、浅間山の好展望台であり、
さらに現在のように浅間山がすぐ手前の前掛山まで登ることが許される前は、
この山に登ることで百名山である浅間山に登ったこととしていた山でもある
(現在は浅間山の火山活動が活発なため、
その前掛山も立ち入り禁止だが・・・)。
従って、今も人気が高く混雑が予想され、さらに登山口である車坂峠付近がすでに標高 2,000m近くあることから、
登り応えという点では少々物足りなく思え、私的には登りたいものの、なかなか行きにくい山でもあった。
しかし、先日 飯縄山に向かう途中、高速道路から見た浅間山が大変印象に残ったこと、そして
今なら黒斑山はまだ残雪期であるからそれほど混雑はしてないと思われること、さらに先日の飯縄山がそうだったように、
残雪期の山は結構楽しいということで、急遽 黒斑山に登ることに決めたのであった。
また、最近火山活動が活発だった浅間山も現在は小康状態にあり、警戒レベルは 2まで下げられていることから、
黒斑山から先の蛇骨岳、仙人岳にも登ることが可能となっており、雪の状態次第では黒斑山より先に足を伸ばすこともできる という期待もあったのだった。
横浜の自宅を 4時20分に出発し、横浜ICから東京ICへ。
東京ICからは環八を通って関越道練馬ICへと向かう。
天候は晴れ。先日の飯縄山が最終的には曇り空であったことから、今日はこのままの状態が続いてくれと願う。
関越道から藤岡JCT、そして上信越道と進んで小諸ICまで行き、そこから高峰高原を目指す。
例の如く環八で少々渋滞だった他は順調に進み、7時5分過ぎに高峰高原、車坂峠に到着。どこに車を止めるべきか迷いながら進んでいくと、
左の駐車場らしきスペースに登山支度をしている夫婦が見えたので、そこに駐車する。
帰宅後で調べたら、そこは高峰高原ビジターセンターとのこと。駐車した際はビジターセンターがあることも知らず、
そこにある建物の利用客しか駐められないところへの 無断駐車かもしれない、と少し気になっていたのだが、杞憂だったということになる。
身支度を調え周囲を見渡すと、道路には雪はないものの、
道路から一歩踏み出せば雪の世界。どこへ進めば良いか分からない。
そこで、身支度中のご夫婦に尋ねると、何と道路を挟んで駐車場の向かい側が登山口とのこと。確かに、
そこに行ってみると、中コース登山口と書かれた小さな立て札があった。
当初は表コースを登るつもりであったが、中コースの登山口を前にして他の登山口を探すのも面倒と思い、
そのまま中コースを進むことにした。
雪は結構量があるものの、雪上には足跡もあり、何とか進めそうである。と思ったら、
林の中に一歩踏み出したは良いが、踏み跡が至る所にあって、どちらへ進むべきなのか分からない。暫く雪の上をウロウロして、
ようやく左方にテープを見つけて一安心という状況であった。
ところで、2月26日の七転八倒状態から、
なかなかスッキリしない状況が続いていた尿路結石であるが、レントゲンを撮ってもその存在が確認できない状態だったところ、
先日のCTスキャンにてようやく存在を確認することができた。膀胱に白い影が映っていたのである。
ということは、膀胱まで降りてきたので、出て行くのはもうすぐだろうとのこと。やっと安心できた。
そして、その後用足しをしている際、何となく石が体外に出た感じがし、その後は右脇腹の不快感は無くなったのだった。
ということで、1ヶ月半経ってようやく完治したと思っている。そのため、この日の黒斑山登山は少々気合いが入っている次第である。