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11時14分、蛇骨岳へと戻り着く。
ここで後続者がやってきた。これでこの山の中で会った人は 5人目となる。少し言葉を交わしたが、
後で考えると、駐車場で道を教えてもらったご夫婦の旦那さんのようだ (奥さんは黒斑山で待機らしい)。
11時21分、蛇骨岳を出発。
写真は蛇骨岳から見た剣ヶ峰。なかなか立派な山容だが、あまり登る対象にはなっていないようだ。 |
蛇骨岳から 7分程進んだ進んだところで、
浅間山が良く見えたのだった。
やはり見飽きることのない不思議な魅力を持つ山である。 | ![](kurofuyama026.jpg) |
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同じ場所から左をみると、樹林の間に蛇骨岳方面が見えた。
こう見ると、蛇骨岳は立派な岩の山である。 |
そしてその先には、先ほどまでその頂上に居た仙人岳が見えている。
こう見ると、尾根伝いに楽に行けそうだが、尾根上の雪は意外に多かった。
脆い斜面を歩いてしまったのは少々反省。 | ![](kurofuyama028.jpg) |
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黒斑山から蛇骨岳までの間、あれだけ残雪に苦しめられたのに、帰りは何と楽だったことか。
往路は踏み跡をたどって樹林の奥を歩くことが多かったのだが、復路は崖の縁を歩くことが多く、登りであるにも拘わらず本当に楽だった。
途中、数人とすれ違ったが、皆崖の縁を歩いてきたようだ。
復路では股下まで潜ることは何回かあったものの、往路のようにヘソ上まで両足が潜ることはなく、目の前の高みに登り着いたら、
そこが黒斑山だったという程あっけなかった。
黒斑山 12時8分着。黒斑山-蛇骨岳間は、往路が 1時間16分だったのに対し、
復路は登りにも拘わらず 47分であった。 |
黒斑山に 2、3分ほど止まって、先を急ぐ。
黒斑山からトーミの頭まで意外に距離があると感じた。やはり少々疲れているのだろうか。
12時22分、トーミの頭に到着。ここで暫く休む。
振り返れば、今歩いてきたばかりの外輪山がなかなか魅力的に見える。 | ![](kurofuyama030.jpg) |