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黒斑山への登り返しが憂鬱だが、その前にここまで来たのなら、さらに先の仙人岳を目指さねばなるまい。
ということで、10時34分、蛇骨岳を出発し、先に進む。
赤茶け、焼けただれたような岩場を目指す。途中、残雪が行く手を阻む。
と言うより、かなり腐っているので、雪の上を歩くとすぐに踏み抜いてしまうのである。仕方がないのでルール違反だが、
残雪を避けて南側の斜面を横切って進む。
斜面は崩れやすく、加えて雪解け水がさらに地盤を緩くしており、気が抜けない。 |
ピークを1つ越え、一旦下って登り返すと、
そこが仙人岳であった。時刻は 10時51分。
ここには 3等三角点があり、標高は 2,319m。
浅間山が少し近くなった気がする。
風は強く、しかも冷たいため、あまり山頂でゆっくりできる状況ではなかった。 | ![](kurofuyama020.jpg) |
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振り返れば、これまで歩いてきたトーミの頭、黒斑山、蛇骨岳といった外輪山が見渡せる。
斜面に雪が多いので、少々雰囲気が違って見える。
特に、黒斑山と蛇骨岳の間は、斜面に生えている木々が間隔をおいて横に並んでおり、その黒々と見える木々の間を白い雪が埋めているので、
横縞模様に見え、なかなか面白い。 |
そして北の方角には、
四阿山、
そして麓の田代湖が見える。
その後ろに、本当にうっすらと白い山々が見えるが、霞んでいてほとんど山の形が分からない。
方角的には、黒姫山や
火打山、
妙高山
ということになるのだろうか。 | ![](kurofuyama022.jpg) |
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この仙人岳からの浅間山はかなり大きく見える。
黒々とした山容にまばらに残る雪。そして、山肌に見える黒いヒダ。斜面を斜め左上へと付けられている前掛山への登山道、
その登山道には雪が残っているので、浅間山が袈裟がけに切られたようだ。
そして、頂上からは白い煙。それらのパーツ 1つずつが、登高意欲をかき立ててくれる。
状況が許せば、浅間山にもう一度登りたいものである。 |
先に述べたように、仙人岳頂上は風が強く、
しかも冷たい。
とてもゆっくりできるような雰囲気ではないので、周囲の写真を撮ってそそくさと往路を戻ることにした。
時刻は 10時54分。わずか 3分程の滞在であった。
蛇骨岳への登りは写真のような状況。
本来の登山道の上に雪が多く残っており、しかも雪が腐っているので、雪を避けて斜面を進んだが、
これは危ないし、褒められた行為ではない。 | ![](kurofuyama024.jpg) |