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写真の鳥居を潜り、 林道のような道を進む。
今回、 Black Diamond の トレッキング ポールを購入して、 1本だけ持参。
このような平坦な道では 効力はないものの、 登り斜面での活躍を期待したいところである。
橋を 3つ程渡ると、 道は登山道らしくなる。 この辺には、
大正13年に建てられた 浅岳ホテルがあったようである。 浅岳ホテルについて
ネットで調べたものの、 詳しい情報は得られなかった。
ただ、 ホテル発行の絵葉書の存在を確認するとともに、 長野県北佐久郡小諸町が
大正13年に発行した 「浅間山登山案内図」 に、 『 小諸駅より浅間山頂上迄三里廿七丁、
(中略) 浅岳ホテル(二里六丁) 火山館(二里廿七丁) (以下省略)』
の記述が見られる。 |
道は蛇堀川の左岸を進み、
山裾を巻くような緩やかな登りが続く。 やがて、 一の鳥居に到着。 時刻は 7時30分。
ここで道は二手に分かれる。 右が不動滝経由の道、 左が尾根を行く道であり、
どちらを進んでも 二の鳥居の所で合流するようだ。
どちらでも 時間的には変わらないのかもしれないが、 鳥居の傍に立てられていた
案内板に 『 ← 二の鳥居へ、 不動の滝を経て二の鳥居へ → 』
と書かれていたので、 何となく右の道は 遠回りのような感じを受けたので、
不動滝は帰りに見ることにして、 左側の道を進む。
道は良く踏まれており、 また、 傾斜もそれ程ではないので、 登山道と言うよりは
散策道と言った感じの 樹林の中の道が続く。 |  |
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すぐに 二の鳥居に到着。 時間は 7時44分。
鳥居を潜らない道が 鳥居の右側に延びているが、 ここはやはり鳥居を潜るべきと思い、
やや草の多い道を進む。 無論、道はすぐに合流する。 ミズナラの林を進む。
この鳥居を通過すると、 長坂と呼ばれる 九十九折りの坂道が始まる。 ただ、
苦しくて喘ぐという程の道ではない。 むしろ、 右上方に 牙のような岩峰が現れ、
気持ちを高めてくれる。
また、石碑なども道端に現れ始める。 二里廿七丁と書かれた距離標もあったが、 上で述べたように、
これが小諸駅からの距離を表すのなら 火山館に該当する場所である。 大正13年頃の火山館は
この場所にあったのだろうか。 あるいは起点が違うのか。 |
8時を過ぎると、 今まで右側の山の後方にあった太陽が 山を越え、
周囲を明るく照らし始める。
道の方も 徐々に傾斜が緩み、 伸びやかなササ原が目の前に広がり、
大変気持ちが良い。
登る先、 右手には岩峰が大きいが、 どうやら牙山 (ぎっぱやま) のようである。
青い空、黄色く染まったカラマツ、 緑のササ原、
ますます気分が高揚する。 |  |
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今度は、 左手前方、 黄色く染まったカラマツの向こうに 岩峰が見え始める。
こちらは 槍ヶ鞘、トーミの頭、黒斑山と続く 第一外輪山の火口壁である。
青い空に浮かぶ岩壁は、 普段お目にかかれるような光景ではなく、 一見の価値が十分ある。
岸壁には 人を寄せ付けない 厳しさが感じられるが、 その反対側の斜面は
確か樹林に覆われた 優しい感じの斜面のはず。 そのギャップが大変面白い。 |
右には 牙山の岸壁。
左には槍ヶ鞘の絶壁。 この場所は第一外輪山の裂け目になっており、 ここから火口内に入り込むことになるようだ。
道の傍らには、 浅間山開闢祖中開霊神と彫られた 石碑が現れる。 『 開闢 』
とは難しい漢字だが、 『 かいびゃく 』 と読む。 時刻は 8時11分。
この石碑から さらに登り上げると、 カモシカ平となる。 その名の通り、
カモシカが現れることを期待したが、 残念ながらそれは叶わず仕舞い。 しかし、その代わりと言う訳ではないが、
左手には遮るもの無く 槍ヶ鞘の岸壁群が見えるようになってきた。 朝日を浴びて
明るく輝く岸壁は、 西部劇でよく見た光景を
思わせる。 |  |