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林道を少し進むと、 ゲートがあり、 一般車両が入れないようになっている。
ゲートは道全体を塞いでおり、 一見 人も通れない状況に見える。
実際は ゲートの右側に 人が通るための通路があるのだが、 まだ薄暗いため
その通路に気づかず、 ゲートのポールに捉まりながら 谷へと落ち込んだ斜面に
身体を振り出して 向こう側に回り込む。
今朝沢橋を渡ると すぐに T字路。 左はうさぎ平、木曽殿越経由で 空木岳に至る道。
ここは右の林道を進み、 南駒ヶ岳、越百山を目指す。 T字路にある標柱には
二合目の文字が見える。
林道は緩やかに登っていく。 足下はやや黄色がかった砂地の道。
花崗岩が風化してできた砂なのだろうか。 |
30分以上林道歩きが続いた後、
ようやく南駒ヶ岳と越百山の分岐に到着。 傍らの標柱には福栃橋と書かれている。
また、標柱には 標高 1,310mの記述とともに、 三合目とも書かれていた。
時刻は 6時14分。
さて 道の方だが、 右に進めば越百山で、 すぐに林道を離れて
山に入るようである。 しかし、 目指す南駒ヶ岳へは 左に続く林道をさらに進むことになる。
この林道歩きもかなり長い。
徐々に周囲は明るくなり、 空の状況から 本日は快晴であることを予感させてくれる。
長い林道歩きに そろそろ嫌気が差してきた頃、 左下にダム関連施設 ? らしきものが見えてきた。
林道に車の轍があったため、 林道周辺整備の車両かと思っていたのだが、
どうやらこの施設へ来るための車らしい。 |  |
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そして、 ようやく南駒ヶ岳の登山口に到着。 時刻は 6時35分。
結局 1時間弱ほど 林道歩きをしたことになる。
山に取り付くためには、 写真のような金属製の階段を登ることになる。 階段の手摺りには、
手書きの文字で 標高 1,460mの記述とともに 四合目と書かれた標示板が付けられていた。
駐車場からすぐの 今朝沢橋の標高が 1,100mだったので、 林道歩きとは言え、
360mも高度を上げたことになる。 しかし、標柱に 『 南駒ヶ岳頂上へ 5.5時間 』
と書かれているのが気になる。
最初は 陽が当たらないためやや暗い中、 斜面を横切るように進む。
あまり傾斜もないが、 足下の岩が濡れていて 滑りやすい。
やがて杉林とササ原の中の急登が始まる。 |
登山道は良く踏まれており、 また
足下のササも綺麗に刈り取られているので、 全く問題なく登っていける。
しかし、 身体の方は何となくだるさを感じており、 全体的に身体が重い。
生あくびを繰り返しながら登っていくが、 一汗かいても どうも身体がシャキッとしない。
仕方がないので、 道の傍らに落ちていた木を 杖にして 喘ぎながら
ジグザグの急坂を登っていく。
こちら側は陽がまだ当たらず、 やや暗い。 樹林越しに時々見える山々には
日が当たり始めており、 早く 稜線に出たいと思うが、
登りは結構長く続く。 |  |
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かなり登ってきたと思ったら、 目の前に 建物が現れたので 一寸 ビックリ。
建物は金網に囲まれており、 また金網の上には 鉄条網も張られている。
傍らにあった標柱をみると、 これは どうやら ロボット雨量計が設置してある建物らしい。
時刻を確認すると 7時2分。 駐車場から 1時間半も歩いてきており、
さらに登山口から 30分も登って来ている中で、 人工物が現れたので、
何となく お釈迦様の手の中で 遊ばされた孫悟空を思い出してしまった。
ちょっとガックリ。 |
キツイ登りはまだまだ続く。
周囲の木々は コメツガなどが目立ち始める。
7時半を過ぎると、 樹林の間から周囲の山々が 良く見えるようになってきた。
最初は 何の変哲もない山が見えていたのだが、 そのうち 一際 目を引く山が
樹林越しに見え出した。 御嶽である。
まだ、 木々に阻まれて その全体を見ることはできないのだが、
草木よりも 岩と土の露出が多い その山肌は かなり目立つ。
不思議なもので、 今まで展望の無い 急斜面の登りに加え、 寝不足などで重かった身体が、
この御嶽を見た後 俄然元気になってきたのである。
杖代わりの枯れ枝も ここで放棄。
少々ペースが上がる。 |  |