霞沢岳( 霞沢岳:2,645.6m ) 2011.9.10 登山



【PHOTO & 記録 霞沢岳 1】

中途半端に終わった 8月15日〜16日の赤石岳登山 (本来は赤石岳、荒川三山の縦走を計画していたのだが、 赤石岳だけで断念) もそうだったが、 この夏はどうも天候がスッキリしない。
加えて、 梅雨時のような天候が続いた所為で 体調の方も少々おかしくなり、 ずっと山に行けないまま 9月の中旬になってしまったのだった。
そして、 この 9月10日、11日の週末も 当初の天気予報ではどの地域も天候が芳しくなく、 週日に広がっている青空を見上げては ため息をついている状態であった。
しかしである、 9日の金曜日になって 翌日 土曜日の天気予報はグッと好転し始め、 バラツキはあるものの、 各地で晴れが予想されるようになったのである。 そこで、 長野県を中心に天気の良い地域を探したところ、 1日を 8等分した天気予報において、 大町市の方は YAHOO、Mapion の間で 晴れの時間帯にかなりズレがあったものの、 松本市の方は 一日中 晴天ということでピッタリ予報が一致していたため、 先般の西穂高岳登山同様、 上高地からの登山を目指すことにしたのであった。
西穂高岳の時は、 上高地からどの山に登ろうかと散々迷った挙げ句、 最終的に西穂高岳に決めたのだったが、 今回は迷わず霞沢岳を目指すことにした。 前回もこの霞沢岳は候補に挙がったものの、 地図上の所要時間が 往復で 12時間50分となっており、 一方で上高地からのバスあるいは タクシーの最終時間が決まっていることで、 リスクが大きいと断念したのであった。
しかし、 西穂高岳には 地図上の所要時間を大幅に短縮して登ることができたので、 同じ地図内の霞沢岳も かなり所要時間が割り引けるはず との考えのもと、 今回はトライすることにしたのである。

何時も通り、夜中の 1時半に横浜の自宅を出発する。
国道16号線、 そして中央高速道では、 曇り気味の空であったものの、 岡谷JCTから長野自動車道を進む頃には、 星空が広がったのだった。
松本ICで高速道を下り、 沢渡目指して ひたすら国道158号線を進む。
前回は前を行くタクシーがかなり飛ばし、 露払いのように遅い車をどかせてくれたので、 比較的短時間で沢渡の駐車場に着くことができたのだったが、 今回は 前に結構車が詰まっていたため、 それ程スピードを上げることはできなかったものの、 途中の高速道で睡眠をとったりしなかたため、 前回と同じく 5時少し前に 沢渡の第一駐車場着くことができたのだった。
ただ、身支度をし、 トイレを済ませ、 バスの発着場には 5時10分より少し前に着いたものの、 今回は臨時バスはないようで、 5時40分までバスを待たねばならなかったのであった。
本日は長丁場のため、 できるだけ早く登り始めたかったことから、 タクシーの相乗りも考えたのだが、 結局相手も見つからず、 バスを待つことにした次第。
それにしても、 小生は半袖 Tシャツ姿であったが、 バスを待つ間、かなり涼しく感じたのだった。 聞けば、 鹿島槍ヶ岳には数日前に初霜が降ったとか、 もう山では秋がかなり進んでいるようである。
5時40分のバスには 結局 20人ほどが 乗車。 大正池、帝国ホテル前で数人が下りたものの、 ほとんどの人は 終点の上高地バスターミナルまで 乗車したのだった。
上高地バスターミナルには 6時8分に到着。 バスターミナル周辺は 早朝にも拘わらず、 登山者、観光客で一杯である。 すぐに河童橋の方に向かって歩き出す。
上を見上げれば青空が広がっており、 本日は気持ち良い登山ができそうである。

河童橋の前も人で大賑わい。
河童橋周辺からは 奥穂高岳西穂高岳がよく見える。
ただ、 この河童橋からでは この時間、太陽光の関係で 山がクッキリと見えないのが残念である。
人混みを避け、 さらに先に進む。 上高地ビジターセンターの横を通り、 樹林の中のキャンプ場横を進む。
この辺からは 同じ方向に進む登山者が多くなる。 皆、槍ヶ岳前穂、奥穂を目指しているのだろうか。 霞沢岳を目指す人は少なかろう。
この奥上高地自然探勝路は ほぼ平坦で歩きやすい。

道は上で述べたように ほぼ平坦。 梓川左岸を進むことになる。
梓川に流れ込む支流も多く有り、 その澄んだ水に こちらの心も洗われる感じである。
また、道の周辺にゴミは全く落ちておらず、 関係者の方々の努力に 敬意を表す次第である。

道は 主に樹林の中を進むのだが、 時折、 樹林越しに明神岳の鋭鋒や 西穂高岳が望まれる。 さらには、 その後方に広がる青空に 心が弾み、 自然と早足になる。

明神館の前には 6時46分に到着。 ここも かなりの人である。
ここから見上げる明神岳は大変立派。 明神岳は多数の岩峰を有するが、 道の傍には、 この場所から見える その複数の岩峰の名を 記した標示板も立てられている。
ここからは、 やはり 目の前の V 峰 (2,726m) が図抜けている。 なお、 最高峰は I 峰で、高さは 2,931m。 V 峰の後方、IV 峰の後ろに小さく見える。

明神館からさらに進むと、 途端に 道が荒れた感じとなり、 土石流が流れ去った後のような橋を渡る。 橋の下に水の流れは無い。
そしてすぐに、徳本峠 (とくごうとうげ) への分岐であった。 時刻は 6時50分。

標柱に従い、 右の道に入る。
ここも写真の様に 暫くは林道のような 平らな道が続く。
霞沢岳は 徳本峠から登る感じになるので、 この道で間違いないはずだが、 ここまで霞沢岳という文字を全く見ていないので、 少々不安になる。
暫くは林道歩きが続くが、 道は徐々に狭まって山道らしくなる。 但し、 まだ傾斜は緩やか。
この道が細くなる場所に マツダの AZ-OFFROAD (だったと思う) が駐めてあった。 徳本峠小屋の車だろうか。
やがて 倒木が多く見られる場所を過ぎると、 道も徐々に勾配がきつくなってくる。

少し高度を上げて振り返れば、 樹林越しに明神岳が見える。
やはり下から見上げるのとは大違い。 あれ程 群を抜いていた V峰は 最早 その右の IV 峰、 そしてさらにその右の II 峰、 そして I 峰と肩を並べるようになっている。
そうなると、 I 峰の右に見える岩峰が 1つ余ることになるが、 何と前穂高岳である。 ここから見る前穂高岳は、 まるで明神岳の一部のようである。
帰宅後、明神岳について調べると、 明神岳 = 穂高岳 であり、 明神岳というのは 穂高岳の尊称なのだそうである。 だから、明神岳の前にあるから 前穂高岳、 そして明神岳のさらに奥にあるから 奥穂高岳というらしい。

少し先でまた振り返ると、 今度は西穂高岳、赤石岳、間ノ岳、 そして天狗ノ頭と続く 尾根が見える。 残念ながら、ジャンダルム、奥穂高岳 木が邪魔をして見えない。

道はやがて 九十九折りとなって高度を上げていくことになる。
ただ、 急登という感じでは無い。



霞沢岳登山データ

上記登山のデータ登山日:2011.9.10 天候:快晴単独行日帰り
登山路:上高地バスターミナル−白沢出合・徳本峠入口−徳本峠・霞沢岳分岐−ジャンクションピーク −P2〜P5−K1−K2−霞沢岳(往路を戻る)
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央自動車道)−岡谷JCT−(長野自動車道)−松本IC− (国道158号線)−沢渡市営第一駐車場(車にて)−(シャトルバス)−上高地バスターミナル
交通復路:上高地バスターミナル−(シャトルバス)−沢渡市営第一駐車場−(国道158号線)− 松本IC−(長野自動車道)−岡谷JCT−(中央自動車道)−大月JCT−(中央自動車道)−都留IC−(国道139号線−県道24号線−国道413号線)− 青山−(国道412号線)−半原日向−(県道54号線)−中津−(県道506号線)−下当麻−(県道52号線)− 相模原公園入口−(県道507号線−県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−(かまくらみち)−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

霞沢岳 1、    霞沢岳 2、    霞沢岳 3、    霞沢岳 4、    霞沢岳 5 もご覧下さい。

百名山以外の山に戻る   ホームページに戻る