Poetry - Heartbreak

Heartbreak - No.026

何かが


目をあければ新しくスタートした自分がいる
あなたのことを忘れた・・・
自分が・・・
心のどこにもあなたの存在なんてなくて
重ねてきた時間や、温もりも全て
記憶さえも・・・
何かものたりない気がする
大切な何かを失った気がする
けどその大切なものさえも思い出せなくて
思い出さなくちゃいけないみたいで
誰かがあたしに言ってる・・・
「忘れるな」って・・
あなたは誰?
あたしのこと知ってるの?
でもあたしもあなたのことを知っている気がする
あなたは誰・・・思い出したいけど自分の何かが壊れそうで

冷たい雨が降ってきた
どうしてそんなに泣くの?
降り落ちるあなた達は何を与えてくれる?

もしもあなたのことを思いだしたなら、あたしはまた縛られてしまう
自由でいられなくなるかもしれない
でもいいんだよ
大切な人が戻ってきてくれるなら
思い出せるなら

あなたを好きでいるつらさより
あなたを忘れるつらさの方がもっとつらいって分かったよ・・・


Written by あゆみ Mail Site
- 2002.05.26 -


■ あゆみ@作者

長くなってすみません!!


■ チョコ@管理人

好きでいる辛さよりも、大切な人を忘れる辛さ。チョコも、忘れることっていうのはものすごく辛いことだと思います。何より、忘れてしまうってことは、好きであったこと、付き合ってきた過去を全て否定してしまうような気がして何か哀しい・・・。過去を振り返るのではなく、大切な経験、かけがえのない宝物にしたいですね。一度「元恋人」としてではなく、初心に戻り一人の男性としてその人と向き合ってみたらどうでしょう。そして、一から未来を作っていけるようにがんばりましょ!


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