天狗岳 ( 天狗岳 = 西天狗:2,646.0m) 2018.3.28 登山



【PHOTO & 記録 天狗岳 5】

御嶽から少し間を空けて右に 乗鞍岳を筆頭とした 北アルプスが続く。
霞沢岳西穂高岳奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレット、 南岳、中岳、大喰岳、そして 槍ヶ岳と続く姿を見て、 先程モノトーン設定で撮ってしまった失敗がここで挽回できたことにホッとする。

写真は西穂高岳から 常念岳 (写真 右端) まで続く山々。

さらには、少し動き回れば 槍ヶ岳より右の山々も ほぼ見えるようになる。
主な山だけでも 常念岳、大天井岳、 水晶岳 (黒岳)、野口五郎岳、餓鬼岳、龍王岳、 立山剱岳爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳五竜岳唐松岳、白馬鑓ヶ岳、 白馬岳、 小蓮華岳といった山々が確認でき、 時期的に春霞がかかったような状態で、クッキリ、ハッキリという訳にはいかないものの、素晴らしい展望である。

写真 左端が独標で、その右の三角形の山が 常念岳
常念岳の右に横通岳、大天井岳と続き、さらに右に 水晶岳、野口五郎岳といった山々が続く。
木の枝に隠れてしまう直前に 燕岳、三ツ岳といった山々があるのだが、 肉眼では識別が難しい。

北アルプスが 白馬岳、 小蓮華岳にてほぼ終わりになると、その手前から 蓼科山が立ち上がり、 さらに右に 北横岳、縞枯山といった山々が続き、 これで展望はほぼ終わりとなる。

無論、この他にも良く知る山々が見えており、 乗鞍岳の手前には 鉢盛山常念岳の手前には 鉢伏山、そして鉢伏山のさらに右手前には 霧ヶ峰が見え、 剱岳から 五竜岳にかけての連なりの手前には 平らな 美ヶ原も見えている。

この素晴らしい景色に大いに満足して 8時58分に先へと進む。

尾根上は風が強いのではと心配したものの、ほぼ無風状態である。
道は尾根上を進むが、一旦は短い樹林帯に入る。
そこを抜けると、ハイマツの中の道を登ることになってその先で岩場に出るが、 そこには 『 第一展望台 』 の標識が立っていたのであった。
時刻は 9時1分。

この西尾根を下ったのは 9年も前のこと故、細かいことは覚えおらず、 先程の岩場が 第一展望台とばかり思っていたのであった。

展望に関していえば、 先程の岩場もこの第一展望台も然程 変わらない。

ただ、先程よりも高度が上がった分、少し見える範囲が広がり、北の方角に 四阿山が見えるようになる。

写真は 乗鞍岳方面。
写真 右から 1/4程の所には 十石山も見えており、 乗鞍岳の手前には 鉢盛山も確認することができる。

こちらは、先程の野口五郎岳、 燕岳、三ツ岳方面とその続き。

写真右端の山が 立山 (台形の山) で、その左に連なる山が龍王岳、鬼岳、獅子岳。
そして、獅子岳の左には 餓鬼岳が見えている。
また、写真 左から 1/3程の所に燕岳があるのだが、先にも述べたように肉眼では確認できない。

写真 左下方、頂上に白いドーム (気象レーダー) が見えている山が 霧ヶ峰車山である。


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