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最初は真っ直ぐであった道も、 途中から小さな振幅のジグザグな登りに変わりホッとする。それでも、ずっと登り詰めの状況は辛い。 やがて、先の方の太陽がより輝いて見えるようになったので、 第一展望台に到着かとの期待を抱かせたものの、登り着いたところからはさらに先に緩やかな直線の登りが続く。 その登りも徐々に急傾斜となり始めると、
またまた斜面をジグザグに登るようになって助かるが、やはり少々キツクなってくる。 |
と思っていたら、樹林が切れて、
振り向けば中央アルプスの一部が見えるようになる。 さらに少し登ると、今度は 御嶽 (写真) が見えてきたものの、こちらも霞み気味で、噴煙などは確認できない。 |
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続いて、真っ白な 乗鞍岳も枝の間から チラリと見えるようになるが、先程見えた 穂高連峰は木々が邪魔をして見ることができない。 |
さらにジグザグに登っていくと、 先程は木々によって途切れ途切れであった中央アルプスが一望できるようになる。 やや霞み気味とは言え、
木曽駒ヶ岳、
空木岳、
南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山といった
主要な山々をしっかりと確認することができる。 こちらは、木曽駒ヶ岳 (写真 中央やや右) を中心とした中央アルプスの右半分。 |
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こちらは、中央アルプスの左半分。 写真中央の山が 空木岳で、 そこから左に 南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山が続いている。 展望を得られたことに気を良くして、また樹林の中を登っていく。 |
心なしか、
傾斜が増してきたような気がしたもののすぐに傾斜は緩みだし、周囲が明るくなったかと思うと、樹林帯を抜け出して岩場に飛び出す。 今までほとんど得られなかった展望がここで一気に開けることになったので、 ここが第一展望台と思い込み、周囲の写真を撮りまくる。 まず東の方角に目をやれば、これから目差す
西天狗が
こちらから続く樹林の向こうにその山頂部を見せている。 |
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