ジグザグに急斜面を登っていく中、最初は
天狗岳とは反対の方向である
西へと進むことの方が多いように感じられ、少し戸惑う。 | |
高度はドンドン上がっていき、 時折 樹林越しに見える唐沢鉱泉の北側を走る尾根 (中山の支尾根) と高さがほぼ同じになってくる。 樹林越しに陽の光も当たり始め、上を見上げれば青空が広がっており、今日は楽しくなりそうである。 展望がほとんど無い登りが長く続くが、やがて左手樹林越しに 蓼科山 (写真 左の山)、そして 北横岳 (写真 中央の山) が見えてくる。 |
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さらに進んで行くと、 今度は嬉しいことに北アルプスが見えるようになる。 西穂高岳、 奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、 大キレット、南岳、中岳、大喰岳、 槍ヶ岳までが スッキリと見えていてテンションがグッと上がる。 第一展望台に登り着く頃には、時間的に北アルプスも霞んでしまう可能性があるため、 この 8時の時点で見ることができたのはラッキーと思っていたのだが、この時、 カメラの画像設定が 『 モノトーン 』 になっているとは全く知らなかったのであった。 | |
北アルプスが見えた場所からひと登りすれば、
西尾根の背に登り着く。 ここで標識の写真を撮ったところ、やけに画像モニターの色が黒っぽいことに気付く。 |
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どうしたのかと思ってカメラを調べてみると、
画像設定が 『 モノトーン 』 になっているではないか ! どうしてこうなってしまったのかと考えてみると、アイゼン装着時のことが思い浮かぶ。 | |
気を取り直して、左に曲がり尾根通しに進む。 足下の方だが、ここでも雪はしっかり踏まれているので問題なく登っていくことができる。 |
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