その展望だが、ここに至るまでに見えた山々に加え、 縞枯山と三ツ岳の後方には、 戸隠山、 高妻山の他、 焼山、火打山、 妙高山の 頸城山塊がうっすらと見えるようになる。 ぼやけ気味で分かりにくいが、写真 左端の山が戸隠山。 | |
息を切らせつつ急斜面を登る。 斜面の先には青空が広がっており、そこに太陽が輝いている。 展望を楽しみながら登っていくと、やがて斜面の先、青空との境目にハイマツ帯が見えるようになる。 |
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途中、左手前方には 浅間山が見えるようになる。 写真 中央が 浅間山と
前掛山。 | |
傾斜が緩み、
またハイマツ帯が目の前に見えてくると、その先が
西天狗の頂上であった。
時刻は 10時26分。 山頂には登山者が 1人いたものの、すぐに下山されたので頂上独占状態となる。 この頂上は、ここに至る迄に見えた山々の集大成となっており、
さらにそこにこれから登る東天狗 (写真)、そして奥秩父の山々が加わることになる。 |
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なお、頂上の雪はそれ程多くなく、
2年前の 4月には
『 西天狗岳山頂 』 というところまでしか雪の上に見えていなかった標柱も、
今は全部の文字が見え、さらにその下の部分まで現れている。 雪の上に露出している岩に腰掛けて食事をとり、周囲の山々を写真に収めた後、 10時49分に東天狗へと向かう。 | |
無雪期には岩がゴロゴロしている斜面も
今は完全に雪に覆われており、しかも上から見るとかなりの急傾斜に見える (写真)。 東天狗との鞍部に無事に下り立った後は、左に巻き道を分け、東天狗の斜面に取り付く。 |
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