天狗岳 ( 天狗岳 = 西天狗:2,646.0m) 2018.3.28 登山



【PHOTO & 記録 天狗岳 11】

途中、男性登山者と擦れ違ったが、 この時間では黒百合ヒュッテ泊まりであろう。

やがて左下に平地らしきものが見えてくる。
どうやらそこは谷底のようで、その後 谷は狭くなり、谷を流れる川 (流れは見えない) を橋にて渡って行く。

とにかく展望の無い道が続く。一方、傾斜はそれ程でもない。

雪の道はやがてアイスバーン (とは言っても、表面は融けかかっている) に変わり、オムスビの形をした岩を右に見ると、 樹林帯を抜けて目の前に橋が現れる。

この橋を渡れば唐沢鉱泉の前を通る道で、左に進めば唐沢鉱泉、 右に進めばナメ滝に至る。時刻は 12時57分。

道には雪が残っているのでアイゼンのまま進んだが、 すぐに雪が無くなったのでアイゼンを脱着する。

そこから少し下ると、左手に唐沢鉱泉の源泉が見えてきたので、 立ち寄ってみる。
黒百合平経由のルートは過去に 2回通っているが、いずれも朝の出だしであったため源泉に立ち寄る余裕はなく、 源泉をジックリと見るのは今回が初めてである。

源泉は小さな池が二段 (あるいは三段) になっており、 湧き出る鉱泉自体は透明と思われるものの、湯の花が池の底や縁を白く覆っているためか、水は薄いブルーに見える。
また、池の周囲にはこの時期 茶色となった苔が多く生えており、水面には緑の藻 ? が浮いているので、何とも不思議な光景である。

林道に戻り、 今朝ほど渡った しゃくなげ橋を左に見れば、すぐに唐沢鉱泉で、駐車場には 13時7分に戻り着いたのであった。

駐車場には小生の車以外にもう 1台車があったが、 恐らく先程 擦れ違った方のものであろう。

本日は、初夏に近い陽気が続く中、 残雪がなくなってしまうのではと焦り、慌てて 天狗岳に登ったのだが、 何回も登っている山とは言え、マンネリ感もなく、残雪の山を大いに楽しむことができたのであった。

体調を崩していたため、今回はリハビリも兼ねた山行でもあったが、丁度良い距離と時間、 そして高さであり、体調の回復状況を測るにはもってこいの山でもあった。

写真は 第二展望台付近より眺めた西天狗。


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