途中、男性登山者と擦れ違ったが、 この時間では黒百合ヒュッテ泊まりであろう。 やがて左下に平地らしきものが見えてくる。 とにかく展望の無い道が続く。一方、傾斜はそれ程でもない。 | |
雪の道はやがてアイスバーン (とは言っても、表面は融けかかっている) に変わり、オムスビの形をした岩を右に見ると、 樹林帯を抜けて目の前に橋が現れる。 この橋を渡れば唐沢鉱泉の前を通る道で、左に進めば唐沢鉱泉、 右に進めばナメ滝に至る。時刻は 12時57分。 道には雪が残っているのでアイゼンのまま進んだが、 すぐに雪が無くなったのでアイゼンを脱着する。 |
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そこから少し下ると、左手に唐沢鉱泉の源泉が見えてきたので、
立ち寄ってみる。 源泉は小さな池が二段 (あるいは三段) になっており、
湧き出る鉱泉自体は透明と思われるものの、湯の花が池の底や縁を白く覆っているためか、水は薄いブルーに見える。 | |
林道に戻り、 今朝ほど渡った しゃくなげ橋を左に見れば、すぐに唐沢鉱泉で、駐車場には 13時7分に戻り着いたのであった。 駐車場には小生の車以外にもう 1台車があったが、 恐らく先程 擦れ違った方のものであろう。 |
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本日は、初夏に近い陽気が続く中、 残雪がなくなってしまうのではと焦り、慌てて 天狗岳に登ったのだが、 何回も登っている山とは言え、マンネリ感もなく、残雪の山を大いに楽しむことができたのであった。 体調を崩していたため、今回はリハビリも兼ねた山行でもあったが、丁度良い距離と時間、 そして高さであり、体調の回復状況を測るにはもってこいの山でもあった。 写真は 第二展望台付近より眺めた西天狗。 |
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