天狗岳 ( 天狗岳 = 西天狗:2,646.0m) 2018.3.28 登山



【PHOTO & 記録 天狗岳 9】

雪が残っている部分を選びながらジグザグに斜面を登り、 東天狗の頂上には 11時4分に到着。

暫し周囲の写真を撮った後、11時6分に下山を開始する。

写真は東天狗頂上から見た 西天狗

右手前方に稲子岳南壁の迫力ある姿を見て、 天狗岩の下方を下る。

雪の上にはいくつものルートがつけられているが、ここは慎重を期して、 一番安全そうな上側の道を進む。
岩場を慎重に通過し、少し急斜面を下れば、後は緩やかな道が続く。

やがて、スリバチ池と中山峠との分岐に到着 (どちらも黒百合平に行ける)、時刻は 11時17分。

ここは左に道をとってスリバチ池方面へと進む。
少し急な斜面を下る。

眼下には天狗の奥庭が広がっているが、 この天狗の奥庭は溶岩流からなる溶岩台地とのことである。
その台地の末端部分が 凹地となっていて、そこにスリバチ池がある。
目を凝らすと、そのスリバチ池 (雪に覆われている) の右後方に黒百合ヒュッテが見えている。

雪の斜面を慎重に下っていくと、 この辺から急に風を感じ始める。
もう春とは言え、風はまだ冷たい。

斜面を下り終えると、ここからは天狗の奥庭へのアップダウンが始まる。
岩が雪の上に露出している場所も多く、また、踏み跡を外すと結構 雪に足をとられる。
ハイマツと岩が雪の上に露出している場所をジグザグに進む。
すぐに登りに入り、目の前の岩場を目差して登っていく。

振り返れば、東天狗、 西天狗がよく見えるが、 この 2つの山を同時にカメラに収めるにはまだ距離が近すぎる状態である。

少し息を切らせつつ小さな岩峰に登り着くと、 そこにはスリバチ池・黒百合平の方向を示す標識があり、標柱には 『 ここは天狗ノ奥庭 上 』 と書かれている。
この 『 上 』 というのはどういう意味であろう。 この後に 『 下 』 が現れるのであろうか・・・。
時刻は 11時35分。

この岩場からはすぐに下りに入り、 小さな溝状となった場所を越えて少し登ると、岩がゴロゴロしている緩斜面に変わる。

雪の斜面というよりは、斜面に岩がゴロゴロしていて、 その間に雪が残っているという感じであるが、それでも雪は結構 積もっている。

傾斜はすぐに緩み、岩がゴロゴロした台地を進む。
振り返れば、東天狗と 西天狗が カメラに一緒に収められる程の距離になっている。


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