唐松岳 五竜岳 登山 ( 五竜岳:2,814m ) 2010.8.21 登山



【PHOTO & 記録 唐松岳 五竜岳 登山 1】

会社の夏休みは 8月14日から 22日までの9日間。
16日には 白峰南嶺 黒河内岳 (笹山) へのピストン登山を行ったものの、 これだけではまだ量的に物足りないし、 山自体も、 天候が今一だったこともあって 十分に満足したとは言えない状況であった。
ということで、 もう 1回位 夏休み中に山に行きたい と考えて 天気予報を小忠実にチェックしていたところ、 夏休み終盤の 21日土曜日、 長野県白馬村近辺の天候が かなり良いことが分かり、 急遽 出かけることにしたのだった。
狙うのは、 後立山連峰の唐松岳、五竜岳である。 登山のスタートは八方尾根の 黒菱。 ここから歩き始め、 八方尾根を登って唐松岳頂上山荘に至り、 山荘から唐松岳を往復。 その後、五竜岳を目指し、 五竜山荘から五竜岳を往復した後、 黒菱へと往路を戻るか、 あるいは遠見尾根を下ってアルプス平へと足を伸ばし、 アルプス平からテレキャビンにて下山。 その後、神城駅から白馬駅に列車で向かい、白馬駅からタクシーにて黒菱へ戻る という どちらかの方法にて下山する 算段で出かけたのであった。

横浜の自宅を車で出発したのは 午前1時30分。 睡眠時間は 3時間弱。 ちょっと厳しい。
眠い目をこすりつつ 八王子ICから中央高速道に乗り、 岡谷JCTから長野自動車道へ。 土曜日とは言え、 さすがに 真夜中であることから 空いている道路を順調に進み、 ナビに従って豊科ICで高速を下りる。 その後は、 県道310号線から重柳を経て 安曇橋南へ。 安曇橋南から県道306号線に入り、 高瀬川沿いに進む。
とは言っても、 まだまだ暗く、 どこをどう走っているかなど ほとんど分からない。
その後、 国道147号線を経て、 大町街道に入り、 青具から県道33号線にて白馬村に向かう。
八方の交差点を過ぎ、 およそ 700m進んで 和田野入口を左折。 そして、 すぐに 白馬和田野森の交差点を右折することになる。 後は道なりに進めば、 そのまま 黒菱林道に入ることになる。
林道というだけあって、 クネクネとした登りが続く。 その距離は 6.2km。 かなり長い。 但し、 しっかり舗装されているので 通行上の問題はない。
山道をかなり登ってくると、 牛が放牧されている牧場の中に入る。 道路には 牛の糞がかなり落ちているため、 スピードを落として 糞を避けながら進む。 また、 道路に牛が飛び出してくるのが心配なので、 さらにスピードを落とさざるを得ない。 やがて道は、 小高い丘の上に登り着くこととなり、 そこが林道の終点、 黒菱であった。 到着は 5時16分。

中央高速道、 長野自動車道を通っている時、 空は曇り気味、 心配が募る。
さらに大町街道を通っている時には 完全にガスの中。 目論見が狂ったと 意気消沈しながら 進んだのであったが、 八方尾根入口を通過する頃には、 周囲は明るくなり、 しかも青空が広がり始め、 その後 目に入ってきた朝日に染まりつつある 白馬鑓ヶ岳の姿に 歓声を上げたのであった。
また、 黒菱までの山道では、 周囲の山の間からチラチラ見える 白馬鑓ヶ岳、白馬岳に興奮を抑えきれず、 黒菱に着くや否や、 登山支度は後回しにして 雄大な景色を写真に納めたのであった。

黒菱の駐車場は、 ほぼ 40%くらいの混み具合。 駐車場は 登山者の車で満杯状態ではないか と思って心配していたのだが、 一安心。
なお、私のように ここから直接登り始める人もいるが、 黒菱第3ペアリフトが動き出す 6時30分まで待っている人も 結構いるようであった。

上で述べたように、 車を駐めるや否や、 登山の身支度は後にして、 旧 黒菱小屋である カフェテリア黒菱の裏手に回り、 白馬三山を写真に収める。
朝日を浴びて、 オレンジ色に輝く 白馬三山は美しい。 欲を言えば、 ここで日の出を待ちたかったところである。 まあ贅沢を言えば、 切りがない。

トイレを済ませ、 身支度をして 5時32分に出発。
リフトの手前、 左側にある牧場の柵をくぐり、 斜面を登っていく。 振り返れば、 白馬三山が 先程までのオレンジ色から 白色に変わり始めている。

斜面を登り切って尾根に出ると、 道は右に折れて 写真のような舗装道を登ることになる。 今から思えば、 まだ目覚めきっていない身体であったため、 この坂道が一番辛かったような気がする。
息を切らせながら 登って行く。 朝の日の光を浴びて、 全体的にまだオレンジ色である。 空を見上げれば、 雲一つ無い青空。 先程の大町街道でのガスが 嘘のようである。

道の左右にはリフトが見える。 右は 黒菱からの第3ペアリフト。 左は 麓から続く 八方アルペンラインのうち、 兎平からのアルペンクワッドリフト らしい。
坂道を登り着いた所が、 黒菱平である。 時刻は 5時49分。

この黒菱平には、 1998年の長野冬季オリンピック 女子滑降のスタートハウスもあったが、 人工物には興味なし。 やはり目は 白馬三山の方に行ってしまう。
白馬三山のうち、 やはり目立つのは 美しいピラミッド型をした 白馬鑓ヶ岳。 どうしても 鑓ヶ岳を中心とした写真を撮ってしまう。 こういう美しい山には 是非とも登りたいものである。
そして、 白馬鑓ヶ岳の右には、 台形をした 杓子岳。 そして そのさらに右には やや黒味がかった白馬岳が見える。
こういう美しい山々を見ていると、 心が浮き立つ。 最近登った黒河内岳笊ヶ岳は、 素晴らしい展望を得るために 数時間を費やせねばならなかったのに、 こんなにいとも簡単に 素晴らしい景色が得られてしまうとは・・・。 北アルプスの人気の理由が分かる。

黒菱平からは 八方尾根自然研究路である 木道を下って 鎌池湿原に入っていくべきところを、 よく分からずに 手前の木道を下ってしまった。 木道はそのまま グラートクワッドリフトの小屋へと続いていた。
間違いに気づいたのが遅く、 また 戻るのも面倒だったので、 まだリフトが動いていないのを良いことに、 リフトの下の道を登ることにする。 お陰で 鎌池湿原は ほんの少し通っただけとなってしまった。
リフト下の急坂を登っていくと、 やがて正規の道に接近。 草地を乗り越えて 正規のルートに戻る。

良く踏まれた道を ジグザグに登る。
やがて、 左手に 本日 目指す 五竜岳の姿が見えてきた。 その左後方には 鹿島槍ヶ岳の双耳峰も見える。 またまた 心が浮き立つ。
写真を撮るには リフトのロープが邪魔だが、 それでも 写真を撮らずにはいられない魅力が この 2つの山にはある。
一方で、 不思議なことではあるが、 周囲に全く音がしない中、 青い空に浮かび上がる 2つの山は、 無言であるが故に 小生を落ち着かない気持ちにさせる。

6時12分、 八方池山荘に到着。
ここで またまたミスをする。 登山道は右を進むのに、 つい 五竜岳鹿島槍ヶ岳の姿につられて、 左側の木道を進んでしまったのである。 やけに 傾斜は緩やかだし、 左斜面を遠回りするな と思っていたら、 上の方で登山道と交差して ミスに気づいた次第。
これも 事前の下調べ不足、 少々の寝不足、 そして 久々の北アルプス (1999年の乗鞍岳以来 11年ぶり) に舞い上がっていたということであろう。
五竜岳方面を見ると、 下山路の選択肢の 1つである 遠見尾根が見える。 ピストン登山は出来るだけ避けたいことを考えると 下山路は 遠見尾根をとるべきであろうか。 しかし、 こちらから見ると、 尾根がかなり長いのが 気になるところである。



唐松岳 五竜岳 登山データ

上記登山のデータ登山日:2010.8.21 天候:快晴のち曇り単独行日帰り
登山路:黒菱−八方山−唐松岳頂上山荘−唐松岳−唐松岳頂上山荘−五竜山荘−五竜岳−五竜山荘−白岳−西遠見山− 大遠見山−中遠見山−地蔵ノ頭−アルプス平−(テレキャビン)−山麓駅−(無料シャトルバス)−神城駅
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央高速道)−岡谷JCT−豊科IC−(県道310号線)− 重柳−安曇橋南−(県道306号線)−上一北−(国道147号線)−俵町一丁目−(大町街道)−青具−(県道33号線)−八方−(県道322号線)−和田野入口−白馬和田野森− (黒菱林道)−黒菱 (車にて)
交通復路:黒菱−(中央高速道 大月JCTまでは 往路を戻る)−大月JCT−都留IC−(富士みち)− (県道24号線)−(道志みち)−青山−(国道412号線)−半原日向−(県道54号線)−中津−上依知−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− (県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小学校入口−上瀬谷小東側−瀬谷 (車にて)

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