 |
かなり長い吊り橋を渡る。 下には早川が流れており、 奈良田湖 (ダム湖) に流れ込んでいる。
それほど高い吊り橋ではないので 恐怖感はないが、 やはり結構揺れる。
吊り橋を渡りきったところに、 『 ← 笹山 』 と印刷された プラスチック製のプレートがあった。
登山道がしっかり整備されている ということが感じられ 少し安心する。
プレートの矢印に従って左に進み、 発電所の設備の間を通って 奈良田ダムの方へと向かう。
やがて、涸れ沢のようなところを横切ると 発電所設備の前に出るので、 ここを右折して山の方へと進む。
道が 山道に変わろうとするところにも 『 笹山登山口 』 と書かれたプレートがあった。
登山口における時刻は 6時22分。 |
道は杉の植林帯の中をジグザグに登って行く。
この道は 取水施設関係の巡視路らしく、 鉄パイプで作られた手すりが 道脇に設置されている。
上を見上げると、 その鉄パイプの手すりが 杉林の中を 上へとジグザグに延びているものだから、
少々奇異に感じてしまう。
途中、 道が左右に分かれる所が出てきた。 杉の木に付けられたテープに従って左に進む。
足下にも 文字が消えてしまった板が置かれており、 そこにボールペンによる
小さな文字で ← 笹山 と書かれていた。
ジグザグの道は 結構長く続く。 |  |
 |
やがて、 上方 左に 斜面を下る取水管らしきものが見え始め、 さらに登って行くと
金網に囲まれた施設が現れた。 取水をコントロールする施設のようである。
金網には 『 笹山 → 』 と書かれたプレートが付けられている。
道は そこからさらに ジグザグに進むようになっているのだが、 皆 正規の道を無視して 金網に沿って
急斜面を登っているらしく、 金網のすぐ横には踏み跡が沢山ある。 小生もそれに倣い
ショートカットする。
斜面を登り切ると、 写真のように 取水施設の全体が見えるようになり、 その先に奈良田湖も
見えた。 |
取水施設から先は 鉄パイプの手摺りもなくなり、
緩やかな登りが続く。 道の傍らには コンクリートで固めた 取水関係の設備が
いくつか見られる。
緩やかな道は やがて平らな場所に飛び出すこととなり、 そこには少々壊れかけた
祠が置かれていた。 この取水施設を守ってもらうよう 山の神を祀っているものと思われる。
時刻は 6時47分。
祠の傍らには 杉 (と思うが、ヒノキかもしれない) と マツ (と思う)
の巨木が 仲睦まじく抱き合っている。 ご神木と思われるが、 よく見ると、
杉の枝がマツの幹を 貫いている。 愛の執念を感じ、 少々ドキッとさせられる
(写真は後掲)。 |  |
 |
ここからは完全に登山の世界。
広い斜面を登っていくことになる。 広いだけに色々な場所が歩かれているらしく、 踏み跡はやや薄い。
しかし、テープ類がしっかり付けられているので、 迷うことはない。
この辺は自然林と思われるが、 足下に草はほとんど生えておらず、 土が剥き出しになった斜面を登る。
それほど急斜面ではないが、 登りがずっと続くので、 侮れない。 広い斜面は
時として狭くなったり 色々変化を見せる。 |
道は登りが続いたかと思うと、
平坦な道が続くなど 変化に富み始める。
また、 植生の方も目まぐるしく変わる。 雑木林が続いたかと思うと、
馬酔木 (アセビ、アシビ) らしき木々が現れる。 平坦地であり、
馬酔木がトンネルのようになっているので、 天城山を彷彿させる。
さらには、カラマツ ? の植林帯が現れたかと思うと、 ブナやコナラなどの林も現れる。
総じて言えることは、 先程も述べたように 下草がほとんど無いということである。 |  |