北横岳 ( 北横岳:2,480m ) 2014.12.24 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 1】

12月初旬の強い寒気の流れ込みは、 山のみならずその麓にも雪をもたらし、小生の山の行動範囲 (車でアプローチできる範囲) を一気に狭めてしまったのだった。
とは言え、探せばアプローチ可能な山もいくつかあるのだろうが、寒波襲来のすぐ後では情報も乏しく、前回の登山は、 間違いなく登山口まで車で行けるであろう乾徳山を選んだ次第である。
しかし、久々の乾徳山もなかなか楽しめたとは言え、 燕岳にて雪の山を楽しんだ後では、 やはり雪の無い山は今一つ物足りなさを覚えてしまう。

そんな中、ヤマレコなどを通じて徐々に登山口の情報が入ってくると、 少し工夫をすれば、小生でもアプローチ可能な山がまだまだあることが分かり始め、今回、その中の一つである 八ヶ岳連峰北部 北横岳に登ることにしたのだった。
北横岳には既に 2回登っているのだが、この時期は初めてであり、さらに現在は雪の量も結構あって、スノーモンスター (樹氷) が楽しめるとのことなので、 早速、12月24日(水) のクリスマスイブに出かけることにしたのである。
無論、小生の車では北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅の駐車場まで行くことができないので、車で茅野駅まで行き、 茅野駅からバスで山麓駅まで行くという算段である。

茅野駅発の北八ヶ岳ロープウェイ行きバスの始発は 7時55分と遅いので、 5時過ぎに横浜の自宅を出発する。
いつも通り、横浜ICから東名高速道に入り、圏央道経由にて中央道へと進む。天候はスカッとした青空とはいかないものの、 高速道周辺の南アルプス、八ヶ岳といた山々は良く見えており、 特に甲斐駒ヶ岳が朝日に赤く染まりゆく姿が素晴らしい。
順調に高速を進んでいくと、南諏訪IC付近から周囲は雪景色に変わる。
無論、高速道に雪は無いのだが、周辺の田畑は完全に雪に覆われており、辺り一面真っ白である。
諏訪ICで高速道を下り、諏訪バイパスを突っ切ってまっすぐ進む。すぐに丁字路 (四賀南神戸) となって国道20号線の本道に突き当たるので右折する。
上原の交差点にて左折して県道197号線 (途中の茅野町北から県道192号線に変わる) に入り、 800m程進んで茅野駅西口にて左折すれば、すぐに茅野市営青空駐車場が正面に見えてくる。
駐車場には雪が残っているので、なるべく雪の無いスペースを探して車を駐める。時刻は 7時35分。

車中で朝食をとった後、登山靴を履き、スパッツを着けるなどして身支度を調え、 駐車場の斜め向かいにあるバスターミナルへと向かう。乗車券売り場にて往復の乗車券を購入した後、7時55分のバスに乗車する。
ちなみに、往復で乗車券を購入すると、片道 × 2 に比べて 300円も安くなるのでお得である (片道 1,250円、往復 2,200円)
バスはビーナスラインを進むが、出発時の乗客は小生を含めて 2人。その乗客もすぐに降り、小生 1人の貸し切り状態となる。
周囲は完全に雪景色で、道路も所々に凍結箇所があり、しかもドンドン高度を上げていくので、とてもノーマルタイヤでは対応できない状態である。

ロープウェイ山麓駅には 8時53分に到着。ロープウェイの始発は 9時なので、 ロープウェイに乗ることも可能であったが、 いつも通り歩いて登るつもりなのでトイレ等などユックリ準備をする。

 
 

駐車場東側にある登山口へと進み、そこでアイゼンを装着する。
本日はスノーシューも持参してきたのだが、まずは様子見でアイゼンとダブルストックにてのスタートである。

9時9分、雪の斜面に入り込む。
林の中の登りとなるが、積雪は 5〜60センチ程であろうか。雪に溝状のトレースがつけられており、しかもかなり踏み固められているので、 スムーズに登っていくことができる。
なお、雪道にあるのは下山者の足跡、スノーシューばかりであり、本日このルートを登った人はいないようである。
また、雪溝の幅が小生のスノーシューには少々狭い感じであるため、ここはアイゼンが正解である。

20分程で樹林帯を抜け出し、雪原を歩くようになる。
空には薄い雲がかかっているものの、周囲の山々はハッキリ見ることができる。
本日の天気は、Mapionが一日中快晴、YAHOOが 12時より快晴との予報であったが、ここは YAHOOに軍配が上がる状況である。 早く青空が広がるのを期待したい。

展望が開けたので、振り返れば、 御嶽の姿が真っ先に飛び込んでくる。
あの戦後最悪の火山災害から 3ヶ月。この間、登る山を選び、極力 火山灰を被った御嶽の姿を見ないようにしていたのだが、 今の御嶽は雪化粧しており、美しく魅力的である。
ただ、剣ヶ峰付近は未だ立ち上る噴煙に隠れてしまっている。
暫し黙祷。

御嶽の右側には、 小鉢盛山、鉢盛山が続き、鉢盛山の右後方からは真っ白になった 乗鞍岳の山々が始まっている。
一番左の大日岳、そして剣ヶ峰も良く確認でき、さらに摩利支天岳、富士見岳、恵比寿岳、四ツ岳が続く。

さらには、乗鞍岳の右側に 十石山も見えている (写真 右端から 1/3 程のところにある 白く平たい山)

さらに少し登ると、 十石山の右側、 少し間を空けて霞沢岳、 六百山が見えてくる。
六百山より右側の北アルプスの山々は、 霧ヶ峰 車山 の斜面に隠れて見えない。

十石山は、写真 後方 左端より 1/6 程のところに見えている、 白く平べったい山である。
また、写真 後方、右端から 1/3 程のところに見える白き山が霞沢岳。
その右後方に見えるやや黒っぽい山が六百山である。

御嶽の左側には、 中央アルプスの経ヶ岳、大棚入山が確認でき、 少し間を空けて、茶臼山、将棊頭山、 木曽駒ヶ岳、中岳、 伊那前岳といった山々が続く。
さらに左に濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、東川岳と続いた後、稜線は一旦大きく下り、木曽殿越に至る。

写真は、一番右が大棚入山。
そして、写真 真ん中 右に見えている黒い山が、茶臼山で、将棊頭山、そして白く高い木曽駒ヶ岳が続いている。
木曽駒ヶ岳の左に中岳が見え、さらに伊那前岳、濁沢大峰、檜尾岳 (写真 左端) が続いている。

こちらの写真は、濁沢大峰、檜尾岳のさらに左側。
熊沢岳、東川岳が続き、そこから木曽殿越まで落ち込んで、さらに 空木岳 (写真 中央の白く大きな山) へと盛り上がっている稜線である。
空木岳の左には南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山が続いており、 さらに左に安平路山念丈岳、池ノ平山が確認できる。

写真では、左端の途切れている山が池ノ平山。 その右に念丈岳が黒く小さな三角形を見せ、その右後方に安平路山が見えている。
安平路山の右側から、稜線は右へと盛り上がっていくが、その盛り上がりの最初に見える白き山が越百山、 そしてその右に意外と大きな仙涯嶺が見えている。
仙涯嶺の右には南駒ヶ岳、赤梛岳が続き、空木岳に至っている。



北横岳 登山データ
上記登山のデータ 登山日:2014.12.24 天候 : 曇り時々晴れ 単独行 日帰り
北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅駐車場−ピラタスの丘−ゲレンデの端−ゲレンデの端 II−山頂駅−坪庭− 三ツ岳分岐−北横岳ヒュッテ−北横岳 南峰−北横岳 北峰 (往路を戻る)
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−八王子JCT − −(中央高速道)−諏訪IC−四賀南神戸−(国道20号線)−上原−(県道197号線・県道192号線)−茅野駅西口−茅野市営青空駐車場 (車にて) : 茅野駅バスターミナル−(バス)− 北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅駐車場
交通復路:北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅駐車場−(バス)−茅野駅バスターミナル : 茅野市営青空駐車場− 茅野駅西口−(県道192号線・県道197号線)−上原−(国道20号線)−四賀南神戸−諏訪IC−(中央高速道)−相模湖IC−(国道20号線)−相模湖駅前−(国道412号線)− 三ケ木−(国道413号線)−谷ヶ原浄水場−(県道508号線)− 塚場−(県道63号線)− 葛輪−田名赤坂−(国道129号線)−塩田原 −下当麻−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− 相武台団地入口−(県道50号線)− 中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口 −(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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