やがて、またもやゲレンデの縁を進むことになる。 また、わずか、50センチほどの雪の壁を乗り越える際にも、力を入れた軸足自体が沈んでしまって、 乗り越えるのに結構 労力を要するなど、ここまで快調だった歩みが途端に鈍くなり始め、かなりペースがユックリになる。 | |
ようやく、左手前方、樹林越しに山頂駅が見え始め、
最後はゲレンデの縁を進んで、11時11分、山頂駅に到着したのだった。 駅前のベンチで暫し休憩する。
駅前はロープウェイにてやって来た人たちで混雑しており、そのほとんどがここから滑り降りるスキーヤーやボーダーであるが、
登山者も何人か見受けられる。 |
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11時20分、山麓駅を出発し、 坪庭・北横岳へと向かう。 ここからは再びしっかりと踏まれた道が続く。 | |
第一休憩所まで登り着くと、途端に強い横風を受けるようになる。
時折、小さな地吹雪も起こり、寒さを感じるが、結構楽しい。 ポールに沿って進んで広い坪庭の雪原を横断し、北横岳の胸元に入る。 |
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この北横岳の胸元からは、
斜面をジグザグに登っていくことになる。 | |
樹林の中の登りが続くが、やがて右手の樹林が切れ、
坪庭、そして縞枯山方面を見通せる場所を通過する。 そして、縞枯山の右手には
阿弥陀岳が顔を覗かせており、
阿弥陀岳の右には
権現岳、編笠山、
西岳が続いている。 また、南八ヶ岳の右側には南アルプスの山並みが広がっている。 |
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