北横岳 ( 北横岳:2,480m ) 2014.12.24 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 7】

 

南峰から北峰へは、一直線の廊下のようになっており、 両側にスノーモンスター達が並んでいる。
そのためか、風の勢いが一気にダウンし、ホッとする。

左右に並ぶスノーモンスター達は様々な形をしており、 皆、何らかの動物を彷彿させる。

これもその一つ。白い鳥、というよりも鳥の剥製をイメージさせられる。

このような樹氷を一つずつ見ていくことは楽しいが、 南峰よりも風が弱まったとは言え、やはり吹き付ける風は強く、冷たく、じっくりと見ている余裕は無い。

北峰到着は 12時36分。こちらも誰もいないので山頂独占である。

北峰は南峰ほど風が強くないので、何とか周囲の写真を撮る。
やはり、北西の方向、目の前にある 蓼科山に真っ先に目が行くが、 ここから見る冬の蓼科山は、いつも愚鈍なロバを連想させられる。

しかし、良く考えると 『 愚鈍 』 は余計であった。
ロバを連想するのは、恐らく山の形が逆さになったロバの顔を思い起こさせ (目らしきものも見えている)、 そしてロバは鼻と口周りが白いという印象から、山頂の白い部分がロバのそれを思わせるからなのかもしれない。

蓼科山の左後方には、 三峰山、鉢伏山、 霧ヶ峰が見えている。

また、蓼科山のずっと右側、 北北東の方向には浅間山が見えている。
そして、浅間山の右側に白き山々が続いているのが見える。どうやら 谷川岳方面のようである。
また、浅間山前掛山の手前に見える三角形の山は、 先程述べたように剣ヶ峰と思われる。
浅間山の左に見えるのは、仙人岳、蛇骨岳、そして 黒斑山と続く外輪山であろう。

浅間山ならびに 黒斑山の左側には、東篭ノ登山、西篭ノ登山、 草津白根山、 横手山などの山々が続き、さらに左には、写真のように 四阿山、根子岳が見えている。
四阿山は写真中央の山、そして四阿山の左に見える山が根子岳である。
また、四阿山の右手前下方に見える三角形の山は、湯ノ丸山と思われる。

また、南の方を振り返れば、スノーモンスター群の間から 南八ヶ岳方面が見えている。

しかし、ここでは南八ヶ岳よりも、 スノーモンスター達の方に目が行ってしまう。 写真のモンスター群は、まるで包帯を巻いたミイラが行進しているようである。



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