北横岳 ( 北横岳:2,480m ) 2014.12.24 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 8】

 

こちらのモンスターは、まるで烏天狗のようである。

烏天狗の左後方には、 南八ヶ岳の主峰である 赤岳が見え、その右に中岳が見える。
また、赤岳の左には横岳、硫黄岳が見えている。
そして、今朝ほどは空を背景にして堂々としていた 西天狗岳、東天狗岳は、 今や横岳、硫黄岳の手前下方にて、少し小さくなっている感じである。

寒さに耐えかねて、12時40分、往路を戻る。

途中、 南八ヶ岳方面が見通せる場所があったが、 今朝ほどは 頂上部分しか見えていなかった赤岳阿弥陀岳がグッと迫り上がってきている。
先にも述べたように、赤岳と阿弥陀岳の間には中岳も見えており、 赤岳の左には横岳、硫黄岳が続く。

南峰には 12時44分に戻り着く。
こちらは相変わらず強風が吹き付けてくるが、風に耐えながら数枚の写真を撮った後、北横岳ヒュッテへと下る。

樹林帯に入る前、前方を見ると、縞枯山の左後方に 金峰山国師ヶ岳、さらには 甲武信ヶ岳 と続く奥秩父の主脈が見え、さらにその左には 御座山、そしてその左後方に 両神山も見えたのだった。

写真 中央右寄りの頂上部分が少し白くなっている山が金峰山
その左の高みが朝日岳 (写真 中央)、そして大弛峠を経て国師ヶ岳へと続いている。

こちらは上記写真のさらに左側。
写真 右端にある、半分だけ写っている山が朝日岳。その左に 国師ヶ岳が続き、 一旦下った稜線が再び盛り上がった所に、水師、 甲武信ヶ岳、 そして少し離れて三宝山が続いている。

また、三宝山の下方には、 男山、天狗山も見えている。

こちらは、下る途中、樹林越しに見えた 御座山両神山
写真 中央の、山頂がギザギザしている山が両神山で、 写真 右端のドーム型の山が御座山である。

そして、こちらは 荒船山。 まるで航空母艦のようである。

北横岳ヒュッテには 12時52分に戻り着く。
水分を補給しながら今後のことを考える。
地図では、この北横ヒュッテから山頂駅まで 50分、そして山頂駅から登山道を下ると 1時間30分程かかることになっている。
本日は平日のため、最終バスは 15時5分であり、もし、地図通りの時間を要した場合は、最終バスに乗れないことになる。
救いはロープウェイがあることで、山頂駅に着いた際にもう一度検討 (登山道にて下山するか、ロープウェイを使うか) することにして、 12時53分、先を急ぐ。



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