北横岳 ( 北横岳:2,480m ) 2014.12.24 登山



【PHOTO & 記録 北横岳 6】

 

道が緩やかになってくると、やがて三ツ岳との分岐に到着。 時刻は 12時丁度。
三ツ岳方面にもしっかりとしたトレースが続いているが、恐らく帰りのバスの時間を考えると、 寄り道は無理であろう。

さらに少し登って振り返れば、真っ白な樹林の向こうに三ツ岳が見事な姿を見せている。

そして、三ツ岳を振り返った場所から 2分程進むと、北横岳ヒュッテであった。 時刻は 12時6分。
本日は平日のため、小屋は営業していないようである。

ベンチの方には人が憩っていたので、小屋前のビールケース ? の上にザックを置いて暫し休憩する。
テルモスに入れてきた熱い砂糖入りの紅茶が本当に美味しい。まさに五臓六腑にしみわたるという感じである。

ここからは 浅間山が見えるはずなので、 登山道右のベンチの方へ行ってみると、思った通り浅間山が美しい姿を見せてくれている。
浅間山を囲む外輪山の 前掛山山腹には、雪筋の縞模様も見えている。
手前に見える三角形の山は剣ヶ峰であろう。

12時15分、 北横岳へと向かう。

すぐにスノーモンスターのトンネルに入ることになる。
暫く進み、トンネルを抜けると、青空の下、スノーモンスターが林立する中を登っていくことになる。

スノーモンスターには、登山者が動物に見立てて目を入れたものが多く見られ、 なかなか楽しい。

写真のようなモンスター達の間を進む。
時折、登山道から外れて、この樹林の中へと入り込んでいるスノーシューの跡を見ることができる。
時間の余裕があれば、小生もスノーシューで遊びたいところであるが、 本日は バスの時間があるため、あまり余裕は無い。
尤も、ロープウェイにて下山をすれば 結構時間を稼げるのだが、できたら下山も自力と行きたいところである。

やがて樹林帯を抜けると、風が強く当たり始め、 油断をしていると身体がふらつくような状況の中を登ることになる。
一気に身体が冷え、風が当たる左頬は強ばり始める。ウェアのフードを被って進む。

そして、登り着いた所が 北横岳南峰であった。時刻は 12時31分。 ここには誰もいない。
この南峰からは 蓼科山が すぐ目の前に見えるが、その後方に見えるはずの北アルプスの山々は雲に覆われている。

それにしても風が強く、写真を撮ろうにも身体が揺れ、 なかなか撮ることができない。しかも、ジッとしているとドンドン体温が奪われていく。
周囲の山々を撮る余裕など全く無く、すぐに北峰を目指す。



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