小さな高みを越えていくと、さらに前に高みがあり、
そのさらに先に木曽前岳への最後の登りが控えている。 一方、登るに連れ、途中で見えなくなっていた
麦草岳から右の稜線が再び見えるようになり、
その稜線の途中に牙岩を確認する (写真)。 | |
さらには、二段目の高みに登ると
三ノ沢岳の左後方に
空木岳の姿が見えてくる。 それにしても、この木曽前岳に至る最後のハイマツ帯の登りがキツイ。 一方で、この辺からは待望の 乗鞍岳より右側にある 北アルプスの山々が見えるようになる。 |
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残念ながら少し雲が絡み始めているために全部を見ることはできないが、
槍ヶ岳は良く見えている
(写真右端)。 そして、前穂高岳の左には 奥穂高岳が続くと思われるのだが、
残念ながらその頂上部分は雲の中である。ただ、そのさらに左の天狗ノ頭や
西穂高岳は確認することができる。 | |
槍ヶ岳
(写真左端) の右側に目を向ければ、まず北鎌独標が見え、その右後方に野口五郎岳、
立山を確認することができる。 立山の右手前には西岳、赤岩岳が続き、
さらに右に牛首展望台を挟んで大天井岳 (写真中央)、
常念岳が続いている。 また、常念岳の手前には 鉢盛山も確認することができる。 |
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苦しい登りが続くが、一方で展望の方はさらに広がり、 空木岳の右後方には赤椰岳、 そして 南駒ヶ岳の姿も見えるようになる。 喘ぎつつも、11時42分に牙岩・
麦草岳への分岐に到着。 ここでは足下にキバナシャクナゲの花がチラホラ見られるようになるが、 高山であるためなのか、その高さは 30センチ程と低い。 | |
岩の下に置かれた祠 (前嶽金山比古大神) の横を通り、岩伝いに進む。 前方には 木曽駒ヶ岳がよく見え、 稜線がここからそのまま 木曽駒ヶ岳へと続いているように見えるが、 実際の道の方は一旦 木曽前岳から大きく下らねばならない。 |
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