やがて周囲に大きな岩が見られるようになり、少し朽ちかけている桟橋を渡ると、
登って行く先に大きな岩が見えてくる (写真)。 また、その岩の所には手書きの五合目の標識があり、少し登ると、 すぐ先の方に小屋が見えたので、五合目の金懸 (かねかけ) 小屋に着いたことを知る。 ということは、この大岩が金懸岩であろう (本によっては水場の手前の岩を金懸岩としている)。金懸小屋到着は 8時13分。 | |
小屋の横を通って、玄関の方へと進む。 噴煙が漂う剣ヶ峰の左下には、王滝頂上付近と思しき平らな尾根が見えている。 |
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小屋の玄関先にあるベンチに腰掛け、暫し休憩する。 ユックリと休んで 8時23分に出発。 その先で道は岩壁に突き当たって右へ大きくと曲がるが、そのカーブの頂点部分に水場がある。 水は細いながらも、しっかりと流れている。 | |
道は登りに入り、徐々に傾斜がキツクなってくる。 ここでも周囲には大岩が見られ、また足下にも岩がゴロゴロし始める。 |
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やがて 『 胸突き八丁 』 と書かれた標識が現れる。 時刻は 8時37分。 ここまでの行程もキツかったのに、ここからはもっと厳しい登りが待っていることになる訳で、 少し気持ちが萎える。 苔生した岩や倒木の間を登っていく。 コメツガ、トウヒなどの中を登っていくと、やがて平らな道が続くようになるが、 この辺が地図にある 2,074.3mの三角点が置かれている高みなのであろう。 | |
暫く続いた平らな道もやがて下りに入る。 ここからは基本的にずっと登りが続くことになる。 |
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