木曽駒ヶ岳 ( 木曽駒ヶ岳:2,956.1m ) 2016.6.1 登山



【PHOTO & 記録 木曽駒ヶ岳 11】

頂上を独占し、周囲の景色を堪能した後、13時7分に下山する。
下山は往路を忠実に戻る。

乗鞍岳御嶽麦草岳、木曽前岳などの姿を見ながら岩の道を下り、 九合目の玉ノ窪山荘前には 13時28分に戻り着く。
ここでタップリと休憩し、13時42分に出発。雪の斜面を登って木曽前岳を目差す。

写真は 木曽駒ヶ岳の斜面より見た 麦草岳と 乗鞍岳
乗鞍岳の右には金山岩、 十石山も見えている。

今度は木曽前岳の頂上部には立ち寄らずに、 正規ルートを歩いて前嶽金山比古大神を祀る祠の前を 14時5分に通過する。

この後、歩きにくい岩の斜面に苦労しながら下り続け、 小さな広場となっている八合目には 14時38分に到着する。
少しノドを潤した後、七合半を 14時54分、七合目を 15時8分に通過。
さらに六合半を 15時27分、そして六合目を 15時37分に通過する。

写真は八合目を過ぎた所から見た 三ノ沢岳
やはりこちらから見るとかなり重厚な山である。

往路では見落としてしまった五合半を 15時49分に通過し、 金懸小屋のある五合目には 16時2分に到着する。

今朝ほどと同じく小屋前のベンチにて 7分程休憩。
そして四合半を 16時25分、四合目を 16時39分、三合半には 16時50分に到着する。
ここで再び少し休憩した後、三合目を 17時8分に通過。

敬神不動明王を祀る祠を過ぎた所で (17時14分)、 疲れてはいたが右の斜面に登って敬神ノ滝を眺めることにする。
あまり踏まれていない斜面を少し登ると、写真のような敬神の滝が見えたのだった。

再び登山道に戻り、滝からの流れの所まで下ったところで、 流れを遡って下の方からも滝の方へ行ってみる。
そこには多くの石碑とともに、祠もあったのだった。

敬神の滝山荘の前で少し休憩した後、林道を歩く。
途中から林道を離れて滑川と北俣沢との間にある河原を進む。

北俣沢を渡る際に振り返れば、 三ノ沢岳方面には雲が掛かっている。
尤も、今朝ほどここを通った際、三ノ沢岳方面が見えていることに全く気づかなかったのだが・・・。

そして、駐車場には 17時42分に戻り着く。
11時間33分を要した久々の長丁場であった。

平日だったこともあって、この日は山中で誰にも会わず、 木曽駒ヶ岳山頂を含む コース全体を独占できたのだった。これは大変嬉しい。
天候も徐々に良くなり、素晴らしい展望にも恵まれ、久々に快心の山行であった。

なお、今朝ほど駐まっていた車は既にいなくなっていたのだが、 もしかしたら釣り人の車だったのかもしれない。

写真は、車を駐めた場所の少し手前にある石碑が並ぶ場所。
色々なコースを辿って 木曽駒ヶ岳に登っているが、本日のコースが一番 信仰の山であることを感じさせてくれたのだった。



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