そして、九合目にあたる玉ノ窪山荘には 12時9分に到着。 この頃には北アルプス近辺の雲はさらに増えており、
槍ヶ岳も
今や雲に飲み込まれんばかりの状態である。 小屋横から 木曽駒ヶ岳を見上げれば、 小屋の後方にある烏帽子岩が目立っている。 | |
この九合目は、かつて辿った
福島Bコースとの合流点となっているため、
ここからは馴染みの道が続く (登りに 1回、下りに 2回使用)。 途中、右手にある神社に立ち寄ると、そこには
御嶽でよく見られるような
真っ黒な像が置かれている。 さらに岩の道を登って高度を上げていく。 |
|
振り返れば、双耳峰の様に見える木曽前岳 (左)、そして 麦草岳がよく見え、その 2つの山の間に 御嶽も見えている。 ここでも喘ぎながらの登りが続く。 | |
やがて 『 右 王ヶ嶽 』 (と思う)
と彫られた石碑の建つ場所に到着。 そうなると、『 右 王ヶ嶽 』 と彫られた石碑が気になる。
中岳ではなく王ヶ嶽とは如何にというところである。 喘ぎつつも何とか登り続け、頂上木曽小屋の横を 12時44分に通過。 |
|
木曽側の駒ヶ岳神社前には 12時54分に登り着く。 三角点を踏み、伊那側の駒ヶ岳神社にも参拝した後、周囲を見渡す。 ここに至るまでに見えた山は全て見ることができ、 さらにはそこに南アルプスが加わることになる。 | |
宝剣岳の右後方には
池口岳、そしてその左に加加森山、
光岳が続く。 写真では宝剣岳の右後方にうっすらと見えているのが池口岳。 肉眼では分かりにくいが、光岳から左に下って行く斜面の後方に
大無間山が見えており、光岳の左には、上述のように易老岳、仁田岳、茶臼岳が続き、写真左端の
聖岳へと至っている。 |
西駒 1、  西駒 2、   西駒 3、  西駒 4、   西駒 5、  西駒 6、   西駒 7、  西駒 8、   西駒 9、  西駒 10、   西駒 11  もご覧下さい。