鷲羽岳 からの続き。 天候の回復に、気分を良くしてガラ場の斜面をジグザグに下る。 この頃になると、今までガスのために全く見ることができなかった三俣蓮華岳が姿を現す
(写真)。 | |
さらには、三俣蓮華岳の右側に
黒部五郎岳が姿を現し始めている。 24年前にこの山に登った時は、台風の影響と思われる風雨が強く、
カールからの登りに大変苦労したのであった。 |
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時間を追ってドンドン回復していく状況に気をよくしながら、ワリモ岳への登りに入る。 崩壊が進んでいるような斜面の縁を登る。 なお、写真では、中央右手付近の大きな山が丸山。 その左に 笠ヶ岳、双六岳が続いている。 | |
7時50分に 『 ワリモ岳 』 と書かれた、
ワリモ岳頂上直下にある標柱を通過する。 また、周囲には針のように尖った、砕けた岩が多く見られるようになる。 そしてさらに少し進めば、目指す
水晶岳がよく見えるようになる。 |
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順調に下って、ワリモ北分岐には 8時4分に到着。右に道を取る。 三俣山荘を出て以来ここまで何も口にしていないので、 これからの登りに備えて 5分程休憩する。北側には 薬師岳が大きい。 道はここから赤岳と呼ばれるピークを目指す。 | |
ハイマツ帯を抜け、砂礫の道に入ってジグザグに登る。
しかし、この登りが意外に手強い。 8時30分に 『 水晶小屋 のぼり 10分 』 の標識を見る。 なお、水晶小屋は、この赤岳頂上の裏側 (東側) にあるはずである。 |
水晶岳 登山データ
上 記 登 山 の デ I タ |
登山日 : 2015.9.14 - 16 (15日 登頂) |
天候 : 14日 快晴、15日 曇り後快晴後曇り、16日 曇り | 単独行 | 山中 2泊 | |
登山路: | 9月14日 = | 新穂高第2駐車場 (有料)−中崎橋−わさび平小屋−小池新道入口− 秩父沢−チボ岩−イタドリヶ原−シシウドヶ原−熊の踊り場−鏡池−鏡平山荘−弓折乗越−花見平−双六小屋−(巻き道ルート)− 三俣峠−三俣山荘 (泊) | |||
9月15日 = | 三俣山荘−鷲羽岳−ワリモ北分岐−水晶小屋分岐−水晶岳−水晶小屋分岐−水晶小屋−水晶小屋分岐− ワリモ北分岐−岩苔乗越−黒部川水源地標−三俣山荘−三俣峠−三俣蓮華岳−丸山−双六岳−双六小屋 (泊) | ||||
9月16日 = | 双六小屋−花見平−弓折乗越−鏡平山荘−鏡池−熊の踊り場−シシウドヶ原−イタドリヶ原− チボ岩−秩父沢−小池新道入口−わさび平小屋−中崎橋−新穂高第2駐車場 (有料) | ||||
交通往路: | 瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−八王子JCT− (中央高速道)−岡谷JCT−(長野自動車道)−松本IC−(国道158号線)−中の湯−(安房峠道路)−平湯IC口−(国道471号線)−栃尾− (県道475号線)−新穂高第2駐車場(有料) (車にて) | ||||
交通復路: | 新穂高第2駐車場(有料)−(県道475号線)−栃尾−(国道471号線)− 平湯IC口−(安房峠道路)−中の湯−(国道158号線)−松本IC−(長野自動車道)−岡谷JCT−(中央自動車道)−勝沼IC− (国道20号線)−相模湖駅前−(国道412号線)−三ケ木−(国道413号線)−谷ヶ原浄水場−(県道508号線)−塚場− (県道63号線)−葛輪−田名赤坂−(国道129号線)−塩田原−下当麻−(県道52号線)−相模原公園入口 −(県道507号線)− 相武台団地入口−(県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて) |
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