水晶岳 (黒岳) ( 水晶岳:2,986m、三角点は 2977.9m ) 2015.9.14-16 登山 (登頂は 15日)



【PHOTO & 記録 水晶岳 6】

さすがに疲れが出てきてペースが上がらない中、何とか登り続けて行くと、 やがて右手上方に三俣蓮華岳の頂上とともに、その手前に、キャンプ場にあるコンクリートの小屋が見えてくる (写真)
そして、その少し先で、水が流れる、キャンプ場の一角に飛び出たのだった。時刻は 11時56分。

一旦、左に道をとって三俣山荘を目指し、山荘には 11時58分に到着する。 山荘にてピーチネクターを購入し、ベンチにて暫し休憩。
疲れているのだろう、ここから眺める三俣蓮華岳は、かなり遠くに見える。

12時6分、山荘を出発し、三俣蓮華岳を目指す。

キャンプ場を抜け、小さい雪渓の脇を抜けて緩やかな登りに入る。
しかし、傾斜は緩やかだが、疲れが出て、この登りが辛い。

喘ぎつつも何とか登り続け、灌木のトンネルを抜けると、傾斜はさらに緩やかになって、 ハイマツと草が混合した場所に出るが、その先に見えている三俣蓮華岳はまだまだ遠くに見える (写真)

草とハイマツの中を緩やかに登っていく。
足下は岩混じりの道が続く。かなり三俣蓮華岳が近くなってきたが、意外にその距離は縮まらない。

目の前に見えるハイマツのマウンドを越え、三俣蓮華岳がよく見える砂礫の道に入ると、 ようやく三俣峠に到着。時刻は 12時47分。

後で振り返れば、この日、三俣山荘からここまでの登りが一番体力的にキツかった気がする。

峠にて 5分程休憩した後、三俣蓮華岳への登りに入る。
岩屑の道をジグザグに登る。
振り返れば、昨日 通った巻道が下方によく見えている。

峠で小休止し、水分補給とともに行動食をとったのが良かったのか、 意外と足が進む。

そして、足下に大きな岩がゴロゴロするようになってくると、 そこから一踏ん張りで三俣蓮華岳頂上であった。到着時刻は 13時7分。

頂上には三角点の他、標柱が立っているが、標柱が少し弓なりになっているのが面白い。
また、三角点については、標石らしきものが 3つ並んでいて、そのうち 2つはどちらが本物の標石か区別がつかないほど立派である (但し、その 2つのうち、上部が少し面取りされている方は地面から浮いてしまっている)

ここも展望は抜群のはずであるが、この時間になると展望は限られる。
槍ヶ岳穂高連峰は雲の中、一方、 鷲羽岳、ワリモ岳、 水晶岳は見えているものの、 その左側は雲で 薬師岳黒部五郎岳は見えない。

写真後方は 槍ヶ岳常念岳、大天井岳方面。

そして残念なことに、これから向かう丸山、双六岳方面にもガスが漂っており、 双六岳の方は全く見えない状況である。

山頂から少し双六岳方面へと進み、黒部五郎小舎への分岐がある場所にて少々休憩する。
そこから山頂方面を振り返れば、写真のように 鷲羽岳、ワリモ岳、 水晶岳、祖父岳が見えはしているものの、 こちら側も少しずつガスが出始めている。

13時14分、双六岳を目指して出発する。



水晶 1、  水晶 2、   水晶 3、  水晶 4、   水晶 5、  水晶 6、   水晶 7、  水晶 8、   水晶 9、  水晶 10  もご覧下さい。


めざせ百名山のページに戻る   ホームページに戻る