なお、 道の傍らにこの押手川の名の由来について書かれた標識が立っていたが (写真)、 それによれば 『 その昔、ここを訪れた登山者が水を求めて手で苔を押し探したところ、コンコンと清浄冷水が湧きでた 』 ことによるとのことである。 しかし、水を見ると、濁ってはいないもののあまり流れが無いようなので、 とても飲む気にはなれない。 | |
道の方は再び岩ゴロの中を登っていく。 大岩が集まった場所を越え、さらにほぼ一直線に登り続ける。 |
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少し平らな場所にて休憩中の 1人を抜き、 さらに高度を上げて振り向くと、嬉しいことに断片的に南アルプスが見えるようになる。 まずは樹林の間に
北岳が見え
(写真)、さらに少し進んで振り返ると
鳳凰三山、
そしてその右に 高嶺が見えてくる。 | |
そして、さらに登っていくと、
今度は背後が一気に開けた場所に登り着く。時刻は 8時4分。 左方から辻山、その右に 鳳凰三山、 高嶺が続き、さらに赤薙沢ノ頭、早川尾根、 アサヨ峰の高みを経て 甲斐駒ヶ岳へと至る稜線が良く見えている。 写真 左方の山が辻山で、その右に 薬師岳、観音岳、 地蔵岳の 鳳凰三山が続き、 さらに右に高嶺が見えている (写真 中央が地蔵岳でオベリスクも確認できる。その右の台形をした高みが高嶺)。 |
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そして、その早川尾根の後方にはやや鈍角なピラミッド型をした 北岳が大きく翼を広げており、 さらには 北岳の左後方に 農鳥岳と思しき山も少し見えている。 写真中央の山が 北岳。 | |
甲斐駒ヶ岳の右には烏帽子岳、 鋸岳、三角点ピーク、さらに編笠山 (本日 目差している山と同名) が続いているのが見え、その尾根の後方には 仙丈ヶ岳が優美な姿を見せてくれている。 これらの山々の下方に雲が見られるものの、頂上を結ぶ稜線後方には青空が広がっている。 写真 左の山が摩利支天を従えた 甲斐駒ヶ岳。 |
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