阿弥陀岳の右には中岳が続き、 中岳から右に続く尾根は主峰 赤岳へと これまた急角度で上がっていく。 そして、中岳と 赤岳とを結ぶ稜線の後方には 横岳が見えている。 | |
赤岳の右側手前、この
編笠山のすぐ目の前にはギボシが見えており、
その右に 権現岳が続いている。 そして、そのギボシ、権現岳へと至るルートも良く見えていて、 この後の行程の厳しさを示している。 そうそう、やや逆光気味ながらも
富士山も
しっかり見えていることを忘れてはならない。 |
|
さて、先にも述べたように、この 編笠山頂上付近は風が強く身体を冷やすので、 先を急ぐことにして 8時46分、青年小屋へと下る。 暫くシャクナゲ、ハイマツの中を進み、やがてシラビソの樹林帯に入る。 さらに進むと、一気に展望が開け、 八ヶ岳が広範囲に見通せるようになり、 さらには下方に青年小屋の青い屋根も見えてくる。 | |
樹林帯を抜け、
少し平らな場所を通過した後は、大きな岩がゴロゴロした斜面を下る。 そして、青年小屋の前には 9時2分に到着。 |
|
少々風が冷たいながらも、食事をしたらかなり眠くなり、 秋を感じさせる日差しを浴びながら暫しウトウトしてしまう。 ハッと気付けば 9時半近くになっており、慌てて荷物を整理して 9時32分に出発する。 写真は青年小屋の前から見上げた 編笠山。 | |
トイレの前を通り樹林帯に入る。 この場所からは少し斜面が急になり、シラビソの林を小さな振幅にてジグザグに登っていく。 土が抉られて溝状になった道を登る。 |
権 1、   権 2、   権 3、   権 4、   権 5、   権 6、   権 7、   権 8、   権 9、   権 10、   権 11、   権 12、   権 13 もご覧下さい。