長く続く鎖場は、一旦岩場を縦に登ることになるが、 足場も豊富にあって難易度は低い。 その登りもそれ程長くは続かず、すぐにまた斜面をトラバースしていく。 | |
当然ここは左に岩場を進んで東ギボシの頂上へと向かう。 ここは冬場であると見事なナイフリッジとなり、恐ろしくて挑戦する気にはなれない場所であるが、 無雪期は歩く岩場の幅もあり、全く恐怖を抱くことは無い。 |
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そして 10時42分に東ギボシの頂上に到着。 しかも、ここには 3体の不動明王の石仏が置かれており、 標識も何もないものと思っていただけにこれは嬉しいサプライズであった。 | |
ここからの展望は
『 素晴らしい 』 の一言。 編笠山から 2時間以上経っているのに、 この景色が保たれていることに感謝するとともに、空気が澄む秋が来ていることを実感する。 なお、
八ヶ岳についていえば、
先程 編笠山頂上にて見えた
赤岳、
横岳、
阿弥陀岳に加え、
硫黄岳も見えるようになっている。 |
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素晴らしい景色をタップリと堪能した後、10時50分、 権現岳に向かうべく登ってきた道を戻る。 10時52分に縦走路に戻り、さらに下って行く。 ハイマツ帯に入り、やや土がボロボロした感じの溝状の道を登る。 | |
10時59分に
赤岳への縦走路を左に分ける。 そして、傾斜が緩やかになると、 権現岳は間近で、 目の前には大きな岩の上にチョコンと小さな岩が乗っかっている頂上が見えている。 その岩場の下まで進み、そこから左手の岩場を登れば権現岳頂上である。
時刻は 11時3分。 |
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