道はすぐに登りに入り、ハイマツ帯を登りきると、 足下は岩屑の道となって、その先からガラ場の登りが始まる。 見上げれば、崩れそうなガラ場の急斜面に少々怯むが、実際は意外と足が進む。 | |
そのガラ場を登り詰めると、 足下はしっかりとした岩場の登りに変わり、それとともに傾斜がやや増してくる。 振り返れば、 編笠山、そして先程のノロシ場が良く見える。 ペンキ印に従って岩場を登っていくと、やがて上方に鎖場が現れる。 |
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岩場が終わると傾斜が緩み、再び岩屑の斜面を登る。 さらにガラ場を登り続け、再び現れたハイマツの間を抜けると、 西ギボシ頂上と思しき場所に登り着く。時刻は 10時27分。 縦走路から少し外れて南に突き出た岩場があり、そこは展望も良く、 休憩にはもってこいであるが、そのまま先を目差す。 | |
目の前には、 本日の本命である東ギボシがピラミッド型を見せており、その姿は右手の 権現岳よりも遙かに魅力的である。 道はハイマツ帯の中を一旦下った後、緩やかに登っていく。 |
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ハイマツ帯を抜けると、足下は砂礫の道へと変わり、 東ギボシに向けての登りが始まる。 すぐに足下は岩場に変わり、少し登ると急斜面の岩場をトラバースするようになって、 再び鎖場が現れる。 岩場のトラバースが続く。 | |
道は東ギボシの南側斜面をトラバースするので、 右手には 権現岳、 三ッ頭が良く見える。 写真 尾根上の岩場が権現岳の頂上。 |
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