編笠山、権現岳 ( 編笠山:2,523.9m、権現岳:2,715m ) 2017.9.19 登山



【PHOTO & 記録 編笠山、権現岳 12】

やがて前三ッ頭分岐に到着。時刻は 11時56分。
真っ直ぐ進めば前三ッ頭を経て天女山へと至るが、観音平は右下へと下ることになる。
この道を通るのは 19年ぶり、下りに使うのは初めてである。

シラビソなどの樹林の中を下る。
道は尾根のすぐ左下を進み、草付きの斜面を横切るようにして下っていく。

やがて左手樹林越しに、砂礫の稜線が見えてくる。
恐らく、先程の分岐を真っ直ぐに進んだ先にある前三ッ頭と思われる。

樹林の中を緩やかに下って行くと、 やがて樹林が切れて、前方に雲を下に従えた 北岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳が見えるようになる。

草地の斜面を下り、少しの間 樹林を通り、そこを抜ければ、立ち枯れが目立つ場所に下り着く。 ここからは暫く平らな道が続く。

振り返れば、 編笠山、西ギボシ、東ギボシ、そして 権現岳が良く見える。

道の方は再び樹林帯に入るが、 すぐに先程と同じような平らな場所を通過する。この辺から見る 編笠山は見事である。

再び樹林帯に入り、暫く登っていくと、 突然 『 木戸口 』 と書かれた標識が現れる。 地図上の 『 木戸口公園 』 であるが、公園といっても何も無い。
そう言えば、前回もここで同じような疑問を持ったことを思い出した。
時刻は 12時32分。

ここからも樹林帯の下りが続く。
足下はいつの間にかササ原に変わり、その中を黙々と下る。

やがて、左手に開けた場所が現れ、 傍らには 『 ヘリポート 』 との手書きの標識がある。時刻は 12時41分。

少し寄り道をしてその平らな場所に行ってみる。
ここからは、北杜市であろうか、下方に街並みが広がっているとともに、その後方上部に 富士山が見えている (写真)

登山道に戻り先へと進む。
道はササがなくなり、下草のない少し荒れ気味の斜面の下りになるが、すぐにまたササ原に突入する。

ここからはずっとササ原の下りが続くのだが、 傾斜はそれ程ではないものの、右へ左へと大きく振られる感じで、どうも方向感覚が狂う。

途中、『 雲海 』 と書かれた標識がある場所を通過する。
朝方通過した雲海と同じ高さということなのであろうか。

そこからもササ原を下って行くと、 やがてベンチとともに標識が現れる。
右に道を取れば 『 延命水 』 とあり、先の岩場に 『 水 』 と書かれている。 この辺は記憶に残っている。時刻は 13時20分。

寄り道をせずにそのまま下る。
長く続く単調なササ原の下りに嫌気が差し始めた頃、しっかりとした道に合流する。『 八ヶ岳横断歩道 』 である。
時刻は 13時30分。

そこに置かれている標識には、横断歩道を右に進めば観音平に至るとあるが (写真)、 ここはやはり真っ直ぐ進み、19年ぶりに 『 八ヶ岳神社 』 を再訪することにする。



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