2分程写真を撮りまくり、気分を良くして先へと進む。 少し登って振り返ると、今度は樹林の間から雲海の上に頭を出している 富士山が見えている。 | |
標識に従って右に直角に曲り、 岩ゴロの道を登り続けていくと、すぐに短い鉄梯子が現れる。時刻は 8時17分。 そこから一登りすると再び背後が開け、
富士山をスッキリと見通せるようになる。 |
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周囲はシラビソなどの樹林からやがて灌木帯へと変わり始める。 振り返るとは、編笠山 (南アルプス) の右手に 白岩岳も見えるようになる。 写真、中央やや右側の台形をした山が白岩岳。 | |
そして、 周囲にハイマツが多く見られるようになると、今度は中央アルプスの一部が見えるようになり、右から 空木岳、 南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山、 安平路山などが確認できるようになる。 こうなると疲れてはいるがテンションが上がり、足が進む。 そして、ハイマツに囲まれた岩ゴロの道を登っていくと、 そのハイマツもやがて無くなり、岩がゴロゴロした草付きの斜面に飛び出す。 |
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周囲の木々が無くなり、遮るものなく展望が広がっているため、 頂上が近いことは分かっているものの足が止まる。 ここに至る迄に見えた山々は勿論のこと、中央アルプスでは
空木岳の右側の山々も良く見えるようになり、
東川岳、熊沢岳、檜尾岳、そしてさらに右に
伊那前岳、中岳、
木曽駒ヶ岳、
茶臼山といった山々が確認できる。 写真 中央の山が 空木岳。 | |
こちらは 空木岳の右側。 写真 左端の切れかかっている山が 空木岳で、 その右に東川岳、熊沢岳、檜尾岳、伊那前岳、中岳、 木曽駒ヶ岳と続く。 写真 において一番高く見えている山が 木曽駒ヶ岳である。 |
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