編笠山、権現岳 ( 編笠山:2,523.9m、権現岳:2,715m ) 2017.9.19 登山



【PHOTO & 記録 編笠山、権現岳 11】

権現岳からの展望は 東ギボシとほぼ同じであるが (北アルプスは見えない)編笠山から東ギボシへと至る迄の尾根を一望できるのが良い。

また、東側を見れば、雲が多いものの奥秩父の山々を見ることができ、本来登るつもりだった 甲武信ヶ岳の他、 金峰山、そして その頂上にある五丈岩も確認できる (写真 中央)
また、東北東には 御座山も見えている。


頂上からの景色を堪能し、 岩場を伝って檜峰 (ひみね) 神社の石祠の方へと下りる。

ここで無理をして祠の裏手から岩場を下りたのだが、 祠の裏手、左側を下れば良いものを、右側を下り、最後やや飛び下り気味になって少しバランスを崩してしまう。
祠の裏側を回って祠の左側 (祠正面から見れば右側) に下り立ったのだが、その下り立った場所のすぐ左は急な崖、 そのまま滑落の可能性もあった訳で、肝が縮む。

やはり、どんな山にも危険はつきもので、安易な行動は避けるべきと反省した次第である。

祠の前にて暫し休憩し、11時12分に下山を開始する。

前方を見れば三ッ頭が見え、その後方に 富士山も見えている。
なかなか気分の良い光景であるが、少々雲が上がってきているのが気になるところである。

ハイマツ帯の中をジグザグに下る。
すぐに鎖場のある岩場の下りとなるが、ここも難易度はそれ程高くない。
一枚岩のような岩場を鎖、そしてビブラム底の摩擦に頼って下った後、さらにハイマツ帯を下る。

前方には三ッ頭が見えていて、 その前に一つピークが待っている。
なお、三ッ頭後方の 富士山は雲に隠れ気味である。

道はそのピークに向かって登りに入り、灌木帯を進む。
やがて、道は途中からそのピークを巻いて進むようになったのだが、ピークの頂上を通過すればそこにも石祠があったようである。

目の前に三ッ頭が大きく見えてくると、道は灌木帯からコメツガ、トウヒの林へと下って行く。

三ッ頭手前のピークと三ッ頭との鞍部を過ぎ、 シラビソの林を登っていくと、すぐに樹林を抜け出し、周囲はシャクナゲ、ハイマツの道に変わる。

振り返れば、 権現岳、そして 赤岳、中岳、 阿弥陀岳が良く見えるものの、 赤岳付近には少しガスが上がってきている。

道の方はすぐに緩やかになり、 ハイマツと岩の道を暫く進めば、そこは石碑がいくつか見られる三ッ頭頂上であった。時刻は 11時40分。

ここからは 八ヶ岳の主峰群 (写真)が良く見える他、 北岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳がシルエット状に見えている。
先程まで上がってきていた雲は少し落ち着いたようである。


暫し休憩して 11時53分に出発。
再び見えてきた 富士山を眺めながら進む。



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