天祖山、酉谷山、天目山 ( 天祖山:1,723.3m、酉谷山:1,718.3m、天目山:1,576.0m ) 2018.5.11 登山



【PHOTO & 記録 天祖山、酉谷山、天目山 12】

道は少し平らになった後、 また土と木の根が入り混じる斜面を登る。
さすがにこの辺になると足が重いが、何とか踏ん張って登り続ける。

やがて、斜面の先に大きな赤い丸印が書かれた岩が見え (写真)、 そこに登り着くと傾斜がかなり緩んでくる。

周囲にはアセビ (と思う) の幼木が目立ち始め、 やがて小さな高みの先に三角点 (三等) が見えてくる。天目山頂上である。
時刻は 16時18分。

ここからの展望も素晴らしい。

先程のハナド岩と同じく、ここからは石尾根を一望することができる。
さらには、石尾根の後方に 富士山も見えている。

富士山は先程のハナド岩の時よりも石尾根の上に迫り上がってきてはいるものの、 その姿はもはや光の中に紛れつつある状況である。

また、石尾根の後方の 三頭山もハナド岩の時より迫り上がってきており、 三頭山の後方には 御正体山もうっすらと見えている。

残念なのは羽虫が煩く、写真に写り込むことである。

一方、近くの山の方はよく見え、石尾根の左に 御前山、そして 大岳山、鍋割山、奥ノ院峰、御岳山、日の出山が続いている。

また、奥ノ院峰と御岳山を結ぶ稜線の手前側には本仁田山が見え、その左には 川苔山が続き、さらに左に蕎麦粒山も見えている。

写真 中央の山がは川苔山。

反対側の埼玉県の山々については馴染みがほとんどないが、 武甲山、小持山、大持山だけは同定することができる。

写真 中央左側のピラミッド型の山が武甲山。
その右の山が小持山で、さらに右の大きな山容の山が大持山である。

時間が押しているのであまりユックリすることはできず、 16時21分に下山を開始する。

頂上を突っ切って南東側に下る。
岩屑と土の少し滑りやすい斜面を下り、一旦鞍部に下り立った後は、細い尾根を緩やかに登っていく。

大きな岩のある所まで登り、そこからはまた下りが始まる。
やや滑りやすい道をジグザグに下って、その後、岩場のある小さな高みを越えると、またその先に登りが続く。

頂上からは下り一辺倒かと思っていたが、三ツドッケの名もあるように、 頂上から先、もう 1つピークを越えていく必要があるようだ。



天 1、   天 2、   天 3、   天 4、   天 5、   天 6、   天 7、   天 8、   天 9、   天 10、   天 11、   天 12、   天 13  もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る