三頭山 ( 三頭山:1,531m、三角点は 1,527.6m ) 2018.1.16 登山



【PHOTO & 記録 三頭山 1】

1月2日に奥多摩の 大岳山 (おおだけさん、おおたけさん)、 御岳山 (みたけさん) に登ったが、低山とは言えなかなか登り応えがあり、大変楽しかったことから、 当分は奥多摩の山に登ることにする。
というのは、近頃は何回も登った山に行くことが多くなり、山登りもややマンネリ化してきているところがあるからで、 そうした中で初めての山域となる奥多摩はかなり魅力的に思われるからである。
そして、登山歴 30年、 丹沢と並んで 自宅から近いにも拘わらず、低山が多いということで奥多摩の山を無視してきたことを大いに反省したのでもあった。
尤も、雲取山に登る際に併せて何回か登っている 鷹ノ巣山や七ツ石山は厳密に言えば奥多摩の山なのかもしれないが・・・。

さて、そうした状況の中での奥多摩の山 第二弾であるが、 三頭山 (みとうさん) に登ることにする。
当初は大岳山山頂から見てその姿に惹き付けられた御前山 (ごぜんやま) に登るつもりであったのだが、 天気予報では 21日が雪になる可能性があるとのことで、雪が降ると小生の車ではアプローチが難しくなりそうな三頭山の方を先にした次第である。
この三頭山は、大岳山、御前山とともに奥多摩三山の 1つであり、奥多摩の山に登るに際しては是非とも押さえておきたい山である。

1月16日(火)、5時半過ぎに横浜の自宅を出発する。 空には星が瞬き、本日は予報通り快晴のようである。
先日の大岳山の時と同じルートを辿り、最後は古里駅前の丁字路にて国道411号線に入って奥多摩湖を目差す。
雲取山に登る際に何回かスタート地点に使っている水根の駐車場を過ぎ、 大麦代トンネルを抜けて奥多摩湖沿いに進んでいくと、やがて前方左手に赤い峰谷橋が見えてくる。
その峰谷橋は渡らずに、橋の手前の信号を右折して、すぐ左にある駐車場に車を入れる。時刻は 7時25分。
車内で朝食をとり、駐車場のトイレをお借りした後、身支度をして 7時31分に出発する。


信号の所で交通巡視をしていたお巡りさんに 奥多摩湖に架かる浮橋までの道を確認した後、長さ 125mの峰谷橋を渡る。
確認したのは、橋の先にある馬頭トンネルは歩行スペースが狭いと思われるので通行は大丈夫かということ。実際にかなり狭いものの、幸い、 通過中 車が通ることはなかった。

続いてそのトンネルを抜けると、すぐ左に小河内神社バス停があり、 そばに 『 ← 浮橋を経て三頭山 』 と書かれた標識が立っている。

標識に従って左に進んで右手下方を見ると、そこには奥多摩湖の広がりとともに、 そこに浮かぶ浮橋が緩やかな弧を描いて向こう岸まで繋がっているのが見える。時刻は 7時35分。

コンクリートの階段を下り、 浮橋に足を踏み入れる。
昔はドラム缶が浮きとして使われていたようであるが、今は大きな合成樹脂製のフロートが使われており、 その上に 4m程の簀の子状の板が何枚も繋げられている。

この浮橋に入る所に 『 浮橋は、ゆれます。気をつけて渡って下さい 』 との注意書きがあるが、確かに揺れるし、板から板へと渡る際に自分の重みで板がシーソーのように結構 上下する。
また、本日は板が乾いているので問題ないが、寒い時などは板の上に霜が降りることや湖の水を被って板の上が凍ってしまうこと、 さらには積雪も考えられる訳で、その際は大変危険であろう。
状況によっては通行止めも考えられるので、事前確認が必要である。

それでも、その揺れを結構 楽しみながら浮橋を渡り切り、 階段を昇っていくと、昇り着いた所から左に 『 湖畔の小道 』 と呼ばれる遊歩道が始まる。
また、そこには三頭山登山口までの地図も置かれている。
時刻は 7時42分。

なお、この階段を昇っている時に左膝に痛みを感じる。
平地を歩いている時や階段を下る時には痛みを感じなかったのだが、階段を昇って初めて左膝の調子が良くないことに気付いた次第。
本日は急登が待っているはずなので、苦労しそうである。

この遊歩道は 右手の崖上を通る奥多摩周遊道路 (車道) と、左下の奥多摩湖との中間に設けられている平らな小道で、 湖を見ながら進む。

やがて、道が右に大きくカーブした先に、遊歩道から離れて右手の斜面を昇る階段が現れる (写真)。時刻は 7時46分。
左膝に気を遣いつつユックリとその階段を昇り切ると、上部を通っている奥多摩周遊道路に飛び出す。時刻は 7時48分。

ここからは車道を右に進む。

先程の遊歩道の分岐点に 『 三頭山登山口 0.9km 』 と書かれた標識があったので、車道歩きは精々 7〜8分だろうと思っていたのだが、 階段下から 0.9kmにしてはなかなか登山口が現れない。

少々心配になって工事の準備をしていた方に聞くと、もっと先だという。
まだかと思いつつ歩いて行くと、やがて道路左側に続いている法面が一旦小さく切れる場所があり (写真)、 そこに三頭山登山口を示す標識があったのだった。時刻は 7時57分。

道路に登り着いてから 9分しか経っていないので、通常通りの所要時間であるが、 気が急いていたのか、かなり長く感じられたのであった。

よく見ると、 そこには沢山の標識があるのだが、ほとんどが錆びていたり、汚れていて見にくい状態なので、見落とす可能性もある。
少し上部にある標柱はしっかりしているものの、下ばかり見ていると気付かない。

法面の切れ間に入り、右手に再び延びていく法面の裏手を登る。
すぐに、左手の斜面に取り付くようになり、落ち葉の多い道をジグザグに登っていく。
左膝の調子は今一つであるが、ユックリと進めば何とかなりそうである。

周囲はすぐに杉の植林帯に変わり、左に大きく回り込んだ後は、ほぼ直線の登りが続くようになる。



三頭山 登山データ







登山日:2018.1.16 天候 : 快晴単独行 日帰り
登山路:峰谷橋駐車場−峰谷橋−馬頭トンネル−麦山の浮橋−湖畔の小道−三頭山登山口分岐− (奥多摩周遊道路)−三頭山登山口−イヨ山−ヌカザス山−ツネ泣峠−入小沢ノ頭−鶴峠分岐−三頭山西峰−御堂峠−三頭山中央峰−三頭山東峰−展望台− ブナの路−登山道分岐−ブナの路−登山道分岐−鞘口峠−奥多摩周遊道路−旧 賀茂神社−山のふるさと村キャンプ場−山のふるさと村ビジターセンター− 湖畔の道−麦山の浮橋−馬頭トンネル−峰谷橋−峰谷橋駐車場
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−日の出IC−(都道184号線)− かやくぼ−(都道31号線)−坂本−(都道251号線)−梅ヶ谷峠入口−(都道45号線)−古里駅前−(国道411号線)−峰谷橋駐車場 (車にて)
交通復路:峰谷橋駐車場−(国道411号線)−古里駅前−(都道45号線)−梅ヶ谷峠入口− (都道251号線)−坂本−(都道31号線)−かやくぼ−(都道184号線)−日の出IC−(圏央道)−相模原愛川IC−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− 相武台団地入口−(県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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