三頭山 ( 三頭山:1,531m、三角点は 1,527.6m ) 2018.1.16 登山



【PHOTO & 記録 三頭山 5】

道は、その高みと高みの間に向かって左へと曲がって行くようになるが、 途中に右の高みに向かう道が現れたので、こちらが三頭山西峰に直登する道に違いないと当たりをつけてそちらの道に入る。

やや、急な斜面を登るが、目の前の高みまではそれ程 距離はない。
高みの先に太陽を見ながらユックリ登っていく。

そして、 斜面を登り切ると、思った通り西峰の一角に登り着く。
左手には標識やベンチが見えている。

平らな道を左に進んで 『 三頭山 奥多摩三山(西峰)』 と書かれた標識の前に到着する。時刻は 11時33分。

さすがに平日とあって、ここまで誰にも会わず、そしてこの頂上にも誰もいない。

なお、標識の右手にブルーシートが置かれているが、どうやらここに先日の 雲取山と同じような頂上標識を設置するらしい。

小広い頂上は南側と北側が開けており、 そこからの展望は素晴らしい。

まずは南側に進めば 富士山が美しい姿を見せている。
このように山頂に登り着いて初めて 富士山が見えるというシチュエーションは小生好みである。

富士山は円錐形の均整のとれた姿を見せてくれており、先の 大岳山でもそうであったが、 そのシンメトリーを崩しがちな左斜面の宝永山も、ここからはあまり気にならない。

富士山の右斜面が下る先には 三ツ峠山、 御巣鷹山が見え、その右に 本社ヶ丸御坂黒岳といった山々が続いている。
御坂黒岳の右手前には 滝子山と思しき山が 形の良い姿を見せているものの、残念ながらそのさらに右側は樹木に遮られてしまっている。

写真 左手に見えるのが 富士山の右斜面。
その下った先に三ツ峠山、御巣鷹山が見えている。
三ツ峠山、御巣鷹山の右に見える丸い山が本社ヶ丸 (写真 中央) で、その右下に御坂山が小さく見え、 さらに右にドーム型をした御坂黒岳が続く。
そして、御坂黒岳の右手前に見える三角形の山が滝子山である。

一方、 富士山の左斜面が下る先には 杓子山、鹿留山が見えているが、 さらに左側は木々が邪魔をして見ることができない。

なお、傍らに置かれている展望写真には、さらに左側の 御正体山も写っている。 しかし、御正体山は少し場所を移動して、辛うじて木々の間に見えるという状況である。

写真 右手の 富士山の左斜面が丁度隠れるところにある山が杓子山で、 杓子山から右に続く稜線がさらに高くなっているところが鹿留山である。
そして、御正体山は左端の山。

今度は北側に移動すると、 こちらは南側よりも見える範囲が広がる。

左手の 飛竜山は木の枝によってほとんど見えないが、 そこから右に延びる尾根は、途中に三ツ山を挟んで 雲取山へと続いている。
その尾根の後方にも山が見えているが、恐らく 和名倉山ではないかと思われる。

写真 左、木々の後方に少し見えている山が飛竜山。
飛竜山から右に続く稜線の後方に、丸みを帯びてはいるもののほぼ平らな山容の山が見えるが、上述のように和名倉山と思われる。



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