三頭山 ( 三頭山:1,531m、三角点は 1,527.6m ) 2018.1.16 登山



【PHOTO & 記録 三頭山 2】

傾斜はそれ程キツクないため左膝が痛むことはないものの、 スピードを上げたりして負荷をかけるのは禁物である。

展望の無い登りが続く。
周囲は自然林と植林が入り混ざった感じであるが、総じて植林帯が多いような気がする。

傾斜がやや緩んでくると、右手下方樹林越しに奥多摩湖とそこに架かる橋が見えるようになる。 恐らく、国道411号線から分岐する国道139号線に架かる深山橋であろう。

この辺は暫く杉の植林帯が続く。
単調な登りに嫌気が差すが、上方には稜線が見えているので、あそこまで登れば状況が変わるのではとの期待が持てる。

斜面を小さな振幅にてジグザグに登り、その稜線上に登り着くと、 周囲は自然林に変わるとともに、明るい日差しを浴びるようになるものの展望は一向に開けない。

道の方は平らになるがすぐに登りに変わり、左に植林帯を見ながら自然林の尾根を登っていく。

小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていくと、 後方 樹林越しに山が見えるようになる。
枝が邪魔をして良く見通すことができないが、恐らく 雲取山まで続く石尾根を形成している 日陰名栗山、鷹ノ巣山であろう。

写真 左側に見える大きな山が日陰名栗山、右が鷹ノ巣山と思われる。

登りはまだまだ続く。
それ程苦しい登りではないが、単調なのが辛い。

それでも、 やがて左手に御前山らしき山がチラチラ見えるようになり、右手には北奥千丈岳、 国師ヶ岳飛竜山が見えてくるようになる。
さらには日陰名栗山、鷹ノ巣山も先程よりはよく見えるようになるが、如何せん枝が邪魔をして見通すことができない。

写真 左手後方に見えている山が北奥千丈岳、国師ヶ岳。
その手前に見えている山が前飛竜、飛竜山であるが、飛竜山自体は樹木に隠れてしまっている。

尾根が狭くなり、やがて傾斜が緩んでくると、 緩やかに右にカーブしていく道の先に道標と三角点が見えてくる。
イヨ山に到着である。時刻は 9時4分。

このイヨ山は道標がなければ気付かずに通過してしまうような狭い頂上で、 樹林に囲まれていて展望はほとんど無い。
冬枯れの今であるから樹林越しに奥多摩湖や鷹ノ巣山が確認できるが、葉が茂る時期には全く展望はないことであろう。

ここは休まずにそのまま先へと進む。

下り斜面に入る所で右手には 小金沢連嶺大菩薩嶺などが見えてくる。
しかし、こちらも木々が邪魔でスッキリと見通せずストレスが溜まる。

と思ったら、下った先にて 大菩薩嶺、そして北奥千丈岳、 国師ヶ岳をしっかりと見通せるようになる。 本日初めてのスッキリとした展望である。

写真は 大菩薩嶺方面。
中央の一番高い山が 大菩薩嶺で、その左に少し間を空けて見えている小さなピークが妙見ノ頭と思われる。
さらに左の三角形の高みは熊沢山と思われ、その左にある樹林に隠れ気味のピークは天狗棚山であろう。



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