ザレて滑りやすい斜面をジグザグに下っていくと、
すぐに丸太の横木階段の道になる。 また、見上げると、樹林の間に 雲取山が見えている。 なお、この丸太の階段は、下って行く谷に沿ってかなり長く続いており、 その姿は何故か万里の長城を思い起こさせる。 | |
雲取山、 飛竜山を見ながら下って行くと、 道は涸れ沢を横切って左岸から右岸に移る。 やがて、左下に続く涸れ沢にも水が見られるようになるが、水量が少ないためなのか、
最早 その水は凍っている。 写真は飛竜山 (写真 左)。 |
|
長く続いた丸太階段もやがて終わりとなり、谷沿いの山道に変わる。 やがて周囲は自然林から杉の植林帯へと変わり、 そこを抜け出すと水の流れがハッキリと見えるようになる。 | |
そして、
『 山のふるさと村 1.3km 』 の標識を見ると、すぐに車道に飛び出す。時刻は 13時47分。 登山道の方は車道を横切ってすぐにまた樹林帯に入ることになる。 |
|
道は少し下った後、サイグチ沢にぶつかって左に曲がり、
沢に沿って進んでいく。 この道では、鞘口峠から道路を渡る所までの間で見られた比較的新しい標識はなくなり、 道の方も少し不明瞭の箇所が何ヶ所か出てくる (とは言え、それ程心配する必要は無い)。 少し道が崩壊している場所を過ぎて暫く進んで行くと、道は沢を渡ることになる。 | |
沢を渡り、斜面を少し登ると、
すぐに古びた神社の前に飛び出す。 神社の傍らにあった説明書きを読むと、この神社は賀茂神社とのことで、
かつてここに 30戸程あった集落の氏神様 (鴨別雷神 : かものわけいかずちの神) を祀っていたとのことである。 神社前の岩を削って造った手水鉢も苔むしており、 社殿手前にある小さな祠と思しき建造物も今や山に飲み込まれようとしていて侘しげである。 |
三頭 1、  三頭 2、   三頭 3、  三頭 4、   三頭 5、  三頭 6、   三頭 7、  三頭 8、   三頭 9、  三頭 10 もご覧下さい。