三頭山 ( 三頭山:1,531m、三角点は 1,527.6m ) 2018.1.16 登山



【PHOTO & 記録 三頭山 10】

神社を後にして、 小河内ダム建設によって古里を去らざるを得なかった人々の心情に思いを馳せながら進んでいくと、 突然キャンプ場の一角に飛び出して、やや興ざめする。
山のふるさと村に到着である。時刻は 14時6分。

車道を進み、左にカーブしてキャンプ場を抜けていく。
やがてサイグチ沢に架かる太子橋が前方に現れるが、この先どう進めば良いのか迷ってしまう。

そのため、 橋の手前で 5分程休憩をとりつつ地図を調べ、とにかくまずはビジターセンターへと進めば良いと知る。

14時18分、ビジターセンターを示す標識に従い、 橋の手前を右折してサイグチ沢沿いの道に入る (写真)

見上げれば、日陰名栗山、高丸山がよく見えている。

ビジターセンターには 14時25分に到着。

ここからもどう進めば良いのか少々迷うが、ビジターセンター前にある手書きの地図を見て、 奥多摩湖沿いに浮橋へと進む湖畔の小道への行き方を知る。

トイレ休憩などの後、14時29分にビジターセンターの下に下り、 標識に従って湖畔の小道へと進む。
階段を下ってサイグチ沢の河原に下りた後、沢を渡ると、そこに 『 浮橋 1850m → 』 の標識があったが、 数字がやけに細かいのが気になるところである。

途中、 道の真ん中にいた猿に驚かされたものの (猿の方も驚いて斜面に逃げ込んだ)、黙々と奥多摩湖の湖畔沿いに進む。

この湖畔の小道はしっかりしており、また一本道なので迷うことは無い。

また、右下に見えている奥多摩湖は、静かに水を湛えていて、なかなか良い湖と思う。
しかし、湖面から山の斜面がすぐ立ち上がっている状況を見ると、やはり人造湖なのだと感じさせられる (思い込みなのかもしれないが・・・)

今朝ほどの三頭山への分岐となる階段下には 14時55分に到着。
これで歩行のループが完成したことになる。
ここからは今朝方 辿ってきた道を戻り、浮橋の取り付き口には 14時59分に到着する。

相変わらず揺れる浮橋を渡り、出口付近で工事をしている馬頭トンネルを抜け、 峰谷橋を渡って駐車場には 15時9分に戻り着いたのであった。

写真に見えているトンネルが馬頭トンネル。

本日は、好天に恵まれた中、 なかなかハードな三頭山のヌカザス尾根に挑んだが、調子が今一つであった左膝も途中から気にならなくなり、 また山頂では素晴らしい展望も得られ、大変満足のいく山行であった。
また、山中では 2人にしか会わず、静かな山登りを楽しめたことも嬉しい。

さて、こうなると次は御前山ということになるが、こうして次の山が決まっており、 しかもそれが初めて登る山ともなると、山に登る意欲が増してくるものである。

写真は峰谷橋。 馬頭トンネルの所で工事をしていたため、橋の左側を通ることができず、右側を通る。
正面に信号があり、駐車場はそのすぐ横である。



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