三頭山 ( 三頭山:1,531m、三角点は 1,527.6m ) 2018.1.16 登山



【PHOTO & 記録 三頭山 8】

葉の落ちた明るい道が続いていたが、 やがて馬酔木を見た後は杉の林に入っていく。
すぐに右へと下る道 (コマドリの路、野鳥観察小屋へ) が現れ、その少し先で道が二手に分かれる (写真)。時刻は 12時34分。

右は先程から続いている ブナの路で見晴し小屋を経由して鞘口峠へ通じ、 左の道は 『 登山道 』 となっていて同じく鞘口峠へと続くものである。

ここは登山をしているという自負から登山道を選ぶことにするが、 登山道の入り口には 『 迂回路一部、岩盤ヶ所 (注 原文のまま) あり 通行注意! 冬期間は凍結あり 』『 道幅狭し 足元注意 』 との注意書きがあるので慎重に進む。

どちらの道も樹林帯であるが、 ブナの路が高みの南側斜面を横切って進むのに対し、こちらの登山道は北側を横切っていくので、 確かに積雪期には厳しいかもしれない。

実際は、確かに道幅は狭いものの、凍結さえしていなければそれ程気にする必要は無い。

この登山道の距離は短く、 12時37分には再び ブナの路と合流する。
しかし、その少し先でまた登山道と ブナの路とに分かれることになる。
時刻は 12時39分。

当然 左に道をとって登山道を進む。
こちらも北側を進んでいくため、左手樹林越しの下方には奥多摩湖の湖面が見えている。
しかし、枝が邪魔をして被写体にはなりにくい。

小さなアップダウンを経ながら進んで行くと、 左手樹林越しに御前山が見えてくる。
夏場であれば、もう少し早立ちをして御前山までの縦走も可能かもしれないのだが (地図では三頭山から御前山まで 3時間50分ほど)、 現在は体力面も含めてとても無理である。

実際、御前山はかなり遠くに見え、その間に多くの峰がある上に、 御前山の前衛峰とも言うべき惣岳山 (左側の高み) への登りがかなりキツそうである。

12時48分に再び ブナの路と合流する。
ブナの路側を見ると、この登山道と違って陽が当たってかなり明るい。
しかし、ありがたいことに、ここからの下りは明るい斜面が続く。

小さな岩が露出し、岩屑が散らばる場所を過ぎて、一旦平らな道に入った後、 道は急斜面に入り、小さな振幅にてジグザグに下って行く。

そして、下り着いた所が鞘口峠で、 時刻は 12時58分。
直進が月夜見山、御前山方面で、右が都民の森、そして奥多摩湖へは左 (北) に下ることになる。

なお、ここにも先程の三頭山展望台と同様ウッドデッキがあるが、 如何せんここは高度がないので、展望は得られない。
唯一、ここから南側に下って行く谷の向こうに山が見えるものの名前は全く分からない。

ウッドデッキ上にあるベンチに腰掛けて暫し休憩し、13時4分に出発。
標識に従って、北側の奥多摩湖、山のふるさと村方面へと下る。
標識には山のふるさと村まで 3.0kmとある。



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