大岳山 ( 大岳山:1,266.4m) 2018.1.2 登山



【PHOTO & 記録 大岳山 1】

2017年は、家のリフォームに伴う引越 (仮住まい。 引越の準備が本当に大変だった。)、体調不良、膝痛、そして自治会の仕事が入ったことによる拘束時間の増加等々があり、 山に行く回数が極端に少なく、非常に不本意な年であった。
しかし、よくよく考えると、天候不順はあったものの、山に行く時間的余裕は十分にあった訳で、結局は自分の心が今一つ燃えなかったことが原因ではないかと思われる。
その理由の一つに、どうも同じ山域、同じルートをついつい選びがちで、必然的に山から受ける刺激が不足し、 そうなると山に対する意欲の方も低くなってくるという悪循環に陥っていたことが挙げられる。

そのため、2018年は登ったことのない山、辿ったことのないルートを中心とした山行を心懸けようと誓い、 その意欲が萎んでしまわないうちにということで、年明け早々の 1月2日に山に行くことにする。
正月の 2日に山に行くのは、2013年に登った日光前衛の山である 薬師岳、夕日岳以来である。

さて、行き先であるが、依然として左膝の調子があまり良くないことから、 ハードな山は避けることとして低山に的を絞り、初の奥多摩となる 大岳山 (おおだけさん、おおたけさん) に登ることにする。
さらには新年なので 御岳山 (みたけさん) まで足を進めて、武蔵御嶽神社にも参拝する予定である。
この大岳山は、その特徴的な形から以前より気になっていた山である上に、12月20日の 雲取山山頂から、 鷹ノ巣山の右後方に広い肩幅とその上に載る三角形の頂上部を有する姿を見て強く興味を惹かれたことが今回選んだ理由である。

1月2日(火)、朝の 5時過ぎに横浜の自宅を出発し、昨年末の 雲取山の時と同じルートを辿る。
東名高速道 − 圏央道と進み、日の出ICにて高速を下りた後、都道184号線、31号線、251号線、45号線と辿って、 古里駅前の丁字路にて国道411号線 (青梅街道) に入る。
そして、奥多摩駅入口の交差点にて右折して、奥多摩町役場の奥にある Timesの駐車場に車を駐めたのは 6時33分であった。
大岳山登山口に近い町営氷川有料駐車場に駐めることも考えたのだが (後で調べると、冬期は無料開放らしい)、 暗いうちに慣れない場所に駐車するのが少々躊躇われたため、お馴染みの Times駐車場にした次第である。


車内にて朝食をとった後、身支度をして 6時43分に出発する。
なお、駐車場にやはり登山の身支度をしている中年男性がおられたが、後々同じく大岳山を目差していることを知ることになる。

先程の奥多摩駅入口の交差点へと進み、そのまま信号を渡って直進する。
多摩川に架かる昭和橋を渡ると、すぐに右側に鋸尾根の登山口が現れる。傍らには 『 奥多摩 愛宕山公園周辺案内 』 が掲げられている。

なお、町営氷川有料駐車場は道路を挟んでその斜め反対側である。

まずは石段を昇って山道に入る。
杉林の斜面をジグザグに登っていくのだが、最初から少々キツイ登りが続くので、まだ暖まっていない身体には少々応える。

ただ、ここは愛宕山山頂にある愛宕神社の参道になっているようなので、 足下はしっかりしており、所々にコンクリートの横木による階段も現れる。

また、途中で何回か道が分かれるが、そこには道標が置かれているので迷うことはない。

まだ薄暗い中、黙々と登っていくと、 道の右手に大きな倒木が現れ、その先に石の階段が見えてくる。
この階段は 187段もあり、かなり急な上に途中からさらに反り返っているように見え、なかなか登り応えがありそうである。

被写体としても見事なのでカメラを向けたのだが、 まだ薄暗いためシャッタースピードがあまりにも遅く手振れになってしまう (手振れご容赦)

撮影に苦労していると、駐車場におられた登山者が追いついてくる。
先に行って貰おうとしたが、その方も階段を見て少々怯み気味。
仕方なく小生が先に昇り始めたが、膝がまだ痛む身にとってはこの階段は少々キツイ。

休まずに昇り続けていると息が上がるので、 途中で立ち止まっては階段上部を写真に納めるのだが、まだまだシャッタースピードは遅い。

何とか階段を昇り終え、息が上がったままの状態でジグザグの山道に入っていく。

剥き出しの木の根に足を取られないように慎重に登っていくと、 やがて上方の樹林越しに建物が見えてくる。
愛宕神社の五重塔である。

その五重塔の前には 7時10分に到着。

五重塔の前は小さな広場になっており、少し塔の周りを見学して回る。
その後、広場の東側から先へと続く道を進んでいくと、今度は右上にも建物が見えてくる。
ここは素通りする訳には行かないと思い、右手の石段に昇り建物の横に出て左に回り込む。

すると、 その建物は金文字で 『 愛宕神社 』 (実際は右横書き) と書かれた神額が掲げられている 愛宕神社の本殿であった。
時刻は 7時12分。

本殿にお参りした後、本殿前の急な石段を下りると、その先から尾根道が続くようになる。



大岳山 登山データ







登山日:2018.1.2 天候 : 快晴単独行 日帰り
登山路 : 奥多摩駅前 Times駐車場−鋸尾根登山口−愛宕神社−登計峠−天聖神社−鋸山− 大岳山−大岳神社−鍋割山分岐−鍋割山迂回路分岐−鍋割山−鍋割山迂回合流点−奥ノ院分岐−奥ノ院−男具那社−東京都水道局 御岳山浄水所− 御岳山近道分岐−武蔵御嶽神社−随身門−都営今江広場−ビジターセンター−だんごどう−滝本駅−御嶽神社入口−(御嶽駅近道)−御嶽駅
交通往路 : 瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−日の出IC−(都道184号線)− かやくぼ−(都道31号線)−坂本−(都道251号線)−梅ヶ谷峠入口−(都道45号線)−古里駅前−(国道411号線)−奥多摩駅入口−奥多摩駅前 Times駐車場 (車にて)
交通復路 : 御嶽駅−(JR青梅線)−奥多摩駅−奥多摩駅前 Times駐車場−奥多摩駅入口−(国道411号線)−古里駅前−(都道45号線)− 梅ヶ谷峠入口−(都道251号線)−坂本−(都道31号線)−かやくぼ−(都道184号線)−日の出IC−(圏央道)−相模原愛川IC−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− 相武台団地入口−(県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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