大岳山 ( 大岳山:1,266.4m) 2018.1.2 登山



【PHOTO & 記録 大岳山 11】

途中から男坂の方に移り、 随身門、鳥居を潜って鳥居前広場に下り立った後、店が立ち並ぶ中を進んでロープウェイの御岳山駅へと進む。
なお、女坂からは、男坂の石段を除いてずっと舗装道である。

写真は鳥居前広場から随身門を振り返ったところ。

やがて道はビジターセンターに至り、 その先で御岳山駅への道と分かれて参道を下る (写真)。時刻は 12時52分。
ここも立派な杉の並木道である。

なお、武蔵御嶽神社の参拝者は、今はロープウェイを使う人がほとんどであるが、 昔はこの参道を登った訳で、道には往時の名残を示す標識と説明書きが置かれている (例えば 『 だんごどう 』『 なかみせ 』 など)

ところで、ロープウェイを使ったとしても、 御岳山駅から神社まではかなりの勾配で、最後は長い石段 (あるいは女坂) もあって、 意外とアルバイトを強いられる。

そして、今歩いている杉並木の勾配もかなりあるので、 昔の人にとっては御岳山の麓までの道中とともに、麓から神社へと至る迄の道程も厳しく、参拝もかなり大変だったと思われる。 神社周辺に宿坊があるのも頷ける。

それでも、下って行く途中、ロープウェイを使わずに登ってくる 10数人の方々と擦れ違う。
皆 登山者ではなく、参拝者のようであったが、大したものである。
しかし、ほとんどの人達が苦しそうであった。

疲れた身体に鞭打って下り続け (途中で 5分程休憩)、どうにかロープウェイの麓駅である滝本駅に到着。
時刻は 13時31分。

しかし、ここからもJR御嶽駅まで車道を歩かねばならない。
ロープウェイ駅駐車場の空きを待っている車列が 1km近く続いているのを横目に黙々と車道を下り、 13時49分に都道45号線との合流点にある大鳥居を潜る。

車道を渡り、御嶽駅への近道へと進む。
この近道は一旦グッと下った後、吊橋にて多摩川を渡り、そこからまた登り返して国道411号線へと至るのであるが、 疲れた身体にはこの登り返しがまなり辛い (しかし、距離は短い)

写真は橋を渡って振り返ったところ。

国道411号線に出てからは、右に進む。
途中、自動販売機とベンチがあったので 5分程休憩したのだが、これが失敗であった。

御嶽駅には 14時6分に到着。
先程休憩したため、14時7分に出る奥多摩駅行に乗り損ねてしまい、結局 14時46分まで待たねばならなかったのであった。

多くの人々で賑わっていた御嶽駅のホームであるが、 14時26分の上り 青梅行がほとんどの人を運んでいき、ホームには小生を含め奥多摩駅行を待つ登山者が数人残っているだけとなる。

本日は新年最初の登山として、初めて奥多摩の山に登ったが、 天候にも恵まれ、また低山ではあるもののかなりのアルバイトも経験し、さらには素晴らしい展望も得られて充実した山行であった。
やはり、初めての山は刺激があって楽しい。

なお、今回の山行で大岳山が奥多摩三山の一つであることを知り、 大岳山山頂から見てその姿に惹き付けられた御前山もまた奥多摩三山の一つであることを知ったので、 近いうちに是非とも登ってみたいものである。

写真は大岳山直下、大嶽神社前の狛犬 (狼)。


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