大岳山 ( 大岳山:1,266.4m) 2018.1.2 登山



【PHOTO & 記録 大岳山 6】

その緩やかな道も長くは続かず、 やがて岩が多く見られる斜面の登りに変わる。
これがかなりの急登、息が上がる。

岩場には横鎖も張られているが、ここもわざわざ鎖を掴む必要はないレベルである。
しかしそれにしても、終盤に入ってのこの急登は苦しい。

岩場を通過し、 丸太横木の階段を登り切ると、また傾斜が緩やかな道に変わりホッとする。

目の前には再び高みが見えてくるが、今度こそ大岳山であるとの期待が高まる。

その後、再び傾斜がキツくなり始める。
息を切らせつつ、小さな岩場を越え、岩がゴロゴロした斜面を登っていくと、やがて前方に石垣のようなものが見えてくる。

しかし、石垣の右端に標識が立っており、 右が大岳山と明示されている上に、その先に明瞭な道が見えたのでそちらへと進んで行くと、 何と左側斜面の上から人の声が聞こえてくるではないか。

どうやら頂上を通り越してしまったようであるが、戻るのも癪なので先へと進み、 御岳山側から山頂へと回り込む。
そして、10時35分、人々でかなり賑わっている大岳山山頂に登り着く。

なお、先程の標識の裏手に石垣が少し崩れかけた所があり、 その間を登っていけば直接頂上に辿り着けたようである。

大岳山頂上は 南 〜 西側方面が開けていて展望が素晴らしい。

まずは何といっても 富士山が素晴らしく、 円錐形の均整のとれた姿は惚れ惚れとする。
そのシンメトリーを崩しがちな左斜面の宝永山も、ここからはあまり気にならない。

そして、富士山の左斜面が下った先には 御正体山が見え、 その左にほぼ同じ高さの山が続き加入道山、そして 大室山へと繋がっていく。

大室山の左斜面は一旦大きく下った後、 檜洞丸へと再び上り、さらに左に 蛭ヶ岳丹沢山、そして丹沢三峰が続く。
そしてさらに左には 大山が美しい三角形を見せており、 その左後方には相模湾が日の光を浴びて輝いている。

写真 後方右端の山が大室山。
その左に檜洞丸が続き、写真 中央の山は 蛭ヶ岳
大山は写真 左方に見えている三角形の山。

目を 富士山に戻せば、 右斜面の下った先に 三ツ峠山、御巣鷹山が見え、その右に 本社ヶ丸御坂黒岳節刀ヶ岳といった御坂山塊が続く。
さらに右には、滝子山と思しき形の良い山が見え、 その右に 南大菩薩の山々が続いて、さらにドーム型をした 雁ヶ腹摺山が見えている。

写真 左端奥に見えている斜面が 富士山の右斜面で、 上述の通り、その右斜面が下った先に三ツ峠山、御巣鷹山が見えている。
写真 中央奥やや右手の山が滝子山で、写真 右端の山が雁ヶ腹摺山。


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