節刀ヶ岳 ( 節刀ヶ岳:1,736m ) 2015.2.24 登山



【PHOTO & 記録 節刀ヶ岳 1】

2月12日に 武甲山に登った後、晴天の平日が意外と少なく、 また せっかく晴天になってもその時は所要があったりと、なかなか山に行くチャンスに恵まれないまま 2月も最後の週になってしまった。
できれば、2月中にもう 1つ山に登っておきたいところであり、そのため、天気が良さそうな日にち、地域を探したところ、 24日(火)の富士五湖周辺が対象として浮上してきたのであった。

そうなると思い出すのが、2年前に登った 御坂山塊
その時は、御坂峠登山口から御坂峠経由にて 黒岳に登った後、 大石峠まで雪の尾根をスノーシューで楽しんだのだったが、 時期を考えると今回もスノーシューを楽しみたいところである。
天気予報は YAHOO、Mapion とも、15時頃まで晴れマークが並んでおり、河口湖とは御坂山塊を挟んで反対側となる笛吹市に至っては、 一日中晴天の予報となっている。期待が膨らむ。

さて、今回どのようなルートを辿るかであるが、思い浮かぶのは 2つ。
1つは河口湖畔にある野天風呂 天水から黒岳に登り、そこから大石峠に至るというルート、そしてもう 1つは大石プチペンション村から大石峠へと登り、 節刀ヶ岳を往復するルートである。
検討の結果、結局 目新しさが詰まっている後者のルートを選ぶことにする。
この大石峠−節刀ヶ岳間は初めてであり、その上、この区間を歩けば、 小間切れながらも三ツ峠山 (あるいは本社ヶ丸 から 王岳三方分山 までの全区間を歩いたことになるからである。

4時50分、横浜の自宅を出発する。
空を見上げると雲が夜空を覆っているが、天気予報では横浜は曇りということだったので、想定通りである。
コンビニに立ち寄った後、横浜ICから東名高速道下り線に入る。海老名JCTにて圏央道へと進み、八王子JCTからは中央自動車道に入る。 周囲の山は少しガスっており、イヤな予感がするものの、天気予報を信じて大月JCTを目指す。
大月JCTからは河口湖方面へと進む。天気が良ければ、前方に見えるはずの 富士山だが、 今は全く見えない状態であり、また、周囲の山にもガスがかかっていて、気持ちが萎える。
河口湖ICにて高速を下りた後は国道139号線を西へと進み、東恋路にて右折して県道707号線を北上する。 河口湖大橋を渡って国道137号線に合流した後、すぐに左へと折れて県道21号線 (湖北ビューライン) に入って河口湖の周りを進む。
昔 良く利用していた大石公園には 6時40分に到着。本日は この場所に車を置くことにする。


トイレを借り、身支度を調えた後、県道21号線まで戻って、あけぼの荘前バス停にて 7時5分の芦川農産物直売所行きのバスを待つ。

周囲を見渡せば、 御坂山塊はガスが掛かっていて稜線が見えず、 上空も雲に覆われていて青空は全く見えない状態である。
当然、河口湖の向こう側にある富士山も全く姿を見せていない。 テンションがドンドン下がる。

定刻通りにやって来たバスに乗り、 プチペンション村を過ぎて、若彦トンネル手前にある大石峠バス停にてバスを降りる。時刻は 7時13分。
ここまで乗客は小生 1人であった。

トンネル手前にてガードレールを越え、 バスが走ってきた県道719号線の下を通る林道へと下りる。

林道を山側へと進む。
途中の河原にてアウターを脱ぐなど、再度 身支度を調えた後、登山口を目指す。
登山口までの林道は雪が凍った状態となっており、歩くのに苦労する。

見上げれば、山の方にはガスが掛かっており、 ますます気持ちが沈む。

登山口到着は 7時27分。
そこから標識に従ってコンクリートの荒れた道を登っていく。
すぐに右手の杉林の中に標識が現れ、そこから山に入っていくことになるのだが、標識が壊れていて少々分かりにくい。
しかし、コンクリートの道をそのまま進んでも、途中で 『 右 大石峠 』 の標識が現れ、 さらにその先で山道に入ることになるので問題ない。

なお、すぐに杉林の中に入った場合、堰堤の縁を進み、 やがて左上に現れる山道と合流することになるのだが、この左上に現れる道が、上記で述べたコンクリートの道をさらに先へと進んだ場合の山道である。
但し、この山道は堰堤からの道と合流する手前に急斜面を横切る所があるので、雪が積もっていた場合や雨の日など、 少々歩くのが怖い気がする。

山道は杉林の中を進み、やがて立派な標示板が現れたところから、斜面をジグザグに登っていくことになる。
2年前は大石峠からこの道を下ってきており、 その時はこの辺でも雪が積もっていたのだったが、現時点では足下に全く雪は見られない。

展望のない中 高度を上げていくと、やがて足下に雪が現れ始めるが、 その量は少なく、またすぐに土の道が現れる。
そういったパターンが続く。

足下に、 恐らく 『 馬頭観音 』 と彫られた古い石碑が置かれている大岩の前を 7時58分に通過する。
晴天ならば、樹林越しに河口湖などが見下ろせるのであろうが、本日は全く展望が得られない。
ジグザグに登る道はまだまだ続き、士気が上がらないまま、ため息をつきつつ登っていく。

足下の雪は現れたり、消えたりという状態が続いていたが、 やがて融けた雪が凍っている状態の道となる。
これが意外と長く続き、氷の上に飛び出ている石などを滑り止めに使いながら何とか登って行く。



節刀ヶ岳 登山データ

上記登山のデータ登山日:2015.2.24 天候:曇り単独行日帰り
登山路:大石峠バス停−大石峠登山口−馬頭観音−大石峠−金掘山−金山分岐− 節刀ヶ岳−金山分岐−金掘山−大石峠−馬頭観音−大石峠登山口−大石プチペンション村−大石公園
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道)−八王子JCT− (中央自動車道)−大月JCT −(中央自動車道)−河口湖IC−(国道139号線)−東恋路−(県道707号線)−河口湖大橋北−(国道137号線)− 河口湖美術館前−(県道21号線)−大石公園 (ここまで車)−あけぼの荘前−(バス)−大石峠
交通復路:大石公園−(県道21号線)−河口湖美術館前−(国道137号線)− 金鳥居−(国道139号線)−上宿−(国道138号線)−明神前−(県道729号線)−平野−(国道413号線)−青山−(国道412号線)− 三ケ木−(国道413号線)−谷ヶ原浄水場−(県道508号線)− 塚場−(県道63号線)− 葛輪−田名赤坂−(国道129号線)− 塩田原 −下当麻−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− 相武台団地入口−(県道50号線)− 中央林間− 鶴間二丁目−瀬谷入口 −(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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