途中、『 1K カーブ 17個目 』 などと書かれた紙が木に貼り付けられていた。 確かに九十九折り (つづらおり) の道であるが故、カーブの数を数えようとする方がおられるのも頷ける。 写真のような、祠の一部だったと思われる加工した石が現れる。 | |
そして、8時59分に大石峠に到着。 周囲を見渡すが 富士山は全く見えず、また近くにある 十二ヶ岳もその頂上付近はガスに覆われていて、 全体的に雲が低く垂れ込めている感じである。これでは全くテンションが上がらない。 なお、目指す節刀ヶ岳方面、そして反対側の 黒岳方面にも雪の上に足跡があり、 また上芦川へと下る道にも足跡が認められる。 | |
食事を済ませ、テンションが上がらぬままスノーシューを装着する。 慰めは、この稜線上に雪が多く、スノーシューが楽しめそうなことである。 | |
雪の上には恐らく先週末のものであろう足跡が残っており、 また、テープもしっかり付けられているのでルートは明瞭である。 結構 急な斜面を登り、またまた高みに登り着くと、
道は少し左方へと折れて再び下りに入る。 やがて、右手樹林越しに南アルプスの山々、 八ヶ岳などが見え始める。 嬉しいことにこれらの山の後方には青空が広がっている。 しかし、木の枝が邪魔をして全くと言って良い程山々を見通すことができず、 イライラさせられる。 | |
登り斜面に入って雪が多くなってきたと思ったのも束の間、登り着いた先で一部完全に雪の無いところを歩かされることになる。 途中、少し薄日が差し始めるが、すぐに周囲はガスに囲まれ始め、
河口湖方面から吹いてくる風も冷たく感じられるようになる。 | |
さらに嬉しいことに、左手の樹林が切れた場所を通ると、
富士山の裾野が見え始めているではないか。 文字にカーソルを当てると、 富士山のガスがとれゆく状況が分かります。但し、ActiveX コントロールの実行を許可して下さい。 ガスの中の富士山     ガスがとれた富士山 |